■ 東京都写真美術館 □アーウィン・ブルーメンフェルフルド美の秘密,2013.3.5-5.6 ■ んーン、久しぶりに職業写真家に出会ったようね。 人物がマネキンになる二歩手前で止まっていて、身に付けている口紅もマニュキュアもそしてイヤリングも衣装も、人物と同じ密度で撮られているの。 個々の意味さえも平均化されてしまい、写真の隅々まで均一だけど、みていると震えがやってくる。 <幸福であろう>近未来からやってきた人物像にみえる。 エドワード・スタイケン は過去からやって来たけどね*1。 ブルーメンフェルドに出会えて嬉しいわ。 *1、「 エドワード.スタイケン写真展 」(世田谷美術館,2013年) *館サイト、 http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-1803.html □ 夜明け前・知られざる日本写真開拓史・北海道東北編,2013.3.5-5.6 ■ ここの館は「夜明け前」が好きらしいわね。 写真の技術や器機は外国からの輸入品。 日本にとっては出来合いのソフトウェアみたいなもの。 しかし明治政府や写真家は体系的に写真を活用していたとはみえない。 だから夜明け前なのかなあ? *館サイト、 http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-1801.html □APAアワード2013,2013.3.2-17 ■ 広告写真の公募展。 今年の経済・文部大臣賞は感情だけが高揚していて中身の薄い作品にみえる。 優秀賞のトヨタ自動車「REBORN」のドラエモンもイマイチね。 ユニクロはUNIQLOらしい作品ね。 経済が停滞していると広告も単純化するのね。 でも全体をみるとさすが企業広告だけあって人・物・金がそれなりに行きとどいている感じがするわ。 *館サイト、 http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-1805.html □第四回全国学校図工写真美術公募展 ■ 小学校の図工に写真を取り入れていたなんて知らなかった。 生徒が作った猫や犬などのフィギュアを写真に撮っているの。 そのフィギュアがとても生き生きしている。 視覚的なコミュニケーション・プレゼンテーションを養うの...