■DOMANI・明日展

■国立新美術館,2013.12.14-14.1.26
今年は建築家44名がバザールでゴザール! この人数の多さが建築をより強くさせている。 彼らは「主体のゆらぎ」や「リアリティの疑問」の周りでウロウロしていない。 肉体をもった人間が生活する現実が建築に要求されるからである。 だから強い。
そのため建築以外の作品が霞んでしまった。 それでも彫刻や陶芸もシブトイ。 それは建築と対抗できる何物かを持っているからだろう。  徳丸鏡子の陶芸、川上りえの針金彫刻、吉本直子の古着の固まりは記憶に残った。
建築では藤井由理の「セリー建築」、伊藤廉の「コルクの家」が気にいる。 迫慶一郎の「東北スカイビレッジ」は夢物語である。 ほかにも気に入った作品が多くあったがバザ(以降文章破損)