2019年12月10日火曜日

■ブタペスト、ヨーロッパとハンガリーの美術400年

■国立新美術館,2019.12.4-2020.3.16
■ハンガリー主要美術館の来日は25年ぶりらしい。 つまり四半世紀に一度で十分ということかな? コスパを考えれば実際そう思う。 「ハンガリー文化センター」の開業を知ったが東欧のニュースは近頃はまず聞かない。 ソビエト崩壊の1991年に行った時は活気があったが今はどうなのだろう? 以降ハンガリーの興味は薄れてしまった。
ドイツやイタリアなど他国作品を最初に持ってくるのは止むを得ない。 場内をみてもハンガリー美術はこれらの国の後追いにみえる。 でも19世紀以降のハンガリー作家は結構楽しめた。 マルコ・カーロイ「漁師たち」が気に入る。 ヴァサリ・ヤーノシュ「黄金時代」をみて何故かハンガリー的だと思ってしまった。 「赤ワインを飲む父と伯父」の二人の表情が今のハンガリーの姿かもしれない。 もう一度東欧へ行く気を起こさせてくれ!
*ブタペスト国立西洋美術館&ハンガリー・ナショナル・ギャラリー所蔵
*日本・ハンガリー外交関係開設150周年記念
*館サイト、https://www.nact.jp/exhibition_special/2019/budapest2019/

2019年12月6日金曜日

■渋谷スクランブルスクエア

■設計:日建設計,東急設計コンサルタント他,デザイン:隈研吾建築都市設計事務所,SANAA事務所他
■2019.11.1開業
■早速SKYへ。 出入口周辺はとても暗い。 案内係がいても歩き難いわね。 47階スカイステージに立つ。 あっけらかんと眺めるとはこういうことかしら? 対抗するビル群がないから野原にいるよう。 渋谷から始まる住宅が西へ広がるのが副都心からのいつもの眺めね。 やはり東京は150メートル前後からの風景が一番活気があって面白いと思う。 
地下のスーパーマーケットKINOKUNIYAから上階の東急ハンズで囲まれた商業施設16フロアーは東急東横店を整理整頓した雰囲気を持つ。 東急本店の落ち着きや先日開業の渋谷パルコの騒がしさを取り払った感じかしら?*1 オフィス階は多くのIT企業が入ると聞いている。 渋谷ストリームに移転するグーグルを含めIT村が出来つつある*2。 文化とITの一大エリアになりそうだわ。
そして低層階の波のような建築デザインは外からは面白いが内側から見ると無理した設計にみえる。 アーバンコアの活用は地下鉄工事などが終わらないと何とも言えない。 西棟と中央棟の完成は2028年だから周辺の工事はあと10年も続くのね。
*1、「渋谷パルコ」(2019.11.29開業)
*2、「渋谷ストリーム」(2018.9.13開業)
*渋谷スクランブルスクエアサイト、https://shibuya-scramble-square.com/

2019年12月2日月曜日

■山沢栄子|私の現代  ■至近距離の宇宙  ■東京、中野正貴写真展

■東京写真美術館,2019.11.12-2020.1.26
□山沢栄子|私の現代
■初めて聞く名前です。 山沢栄子は美術学校日本画科を出てカルフォルニアに渡り油絵を学ぶ。 写真はたまたまアルバイト先で知ったらしい。
抽象絵画のような写真も多く展示されている。 師カネガや米国の流行が背景にあるのかもしれない。 当時はどう見られたのか知りませんが、でも巧いとは言えない。 そして1929年に帰国しています。 戦争中は諏訪に疎開していたようです。 諏訪の人々を撮った写真が生き生きしている。 気に入りました。 新劇女優山本安英もいいですね。 サントリー角などの商業写真も多くある。 「仕事に愛情を持つこと、健康な身体、強気精神力、この三つはとても重要であうる。 この要素なしに仕事を続けることは難しい」。 こう彼女は言っています。 戦争を挟んで写真家としての職業を持っていられたのはこの三つ以外にも必要だったはず。 その苦労は分かりませんが、天晴です。
*館サイト、https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3445.html
□至近距離の宇宙,日本の新進作家vol.16
■タイトルがいいですね。 面白かったのは、井上佐由紀の生まれたての赤ちゃんの目を撮った作品です。 新生児の目は両生類だと感じました。 山椒魚やヤモリなどに近い。 一人ではなく沢山の新生児の目を見て分かることです。 赤ん坊は人類の歴史を背負って生まれてくるのですね。 
*館サイト、https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3447.html
□東京,中野正貴写真展
■誰もいない東京をまじまじと見つめてしまった。 例えば新宿駅南口、銀座通り等々をです。 誰もいない時刻に撮ると聞きました。 ちょと信じられない。 「誰も知らない都市」があるのですね。
*館サイト、https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3612.html

2019年11月30日土曜日

■窓展、窓をめぐるアートと建築の旅  ■鏑木清方 幻の<築地明石町>特別公開

■東京国立近代美術館,2019.11.1-2020.2.2
□窓展,窓をめぐるアートと建築の旅 
■バスター・キートンが初めに登場するので驚く。 いつもの風変わりな緊張感が楽しい。 郷津雅夫のNY下町アパートの窓から顔を出す住民の連作が気に入る。 そして岸田劉生の「麗子肖像」の解説を読んで初めてこの作品の構造が分かった。 奈良原一高の「王国」より「沈黙の園」は知っていたが「壁の中」は初めてみる。 女子刑務所の風景を撮った連作である。 林田嶺一の作品群は戦争の表裏が触覚的に迫ってくる。
窓といえばマイクロソフトのウィンドウだろう。 当ブログもこの窓を通して書いている。 全14章から成り立っているのでこれも窓なのか?と驚くような作品も後半は登場する。
変わったところでは7章の「世界の窓西京人」だろう。 西京に入国するには観客も審査に通らなければならない。 つまり一芸をしないと入れないのだ。 9章のタデウシュ・カントル「死の教室」で思い出した。 ポーランド映画祭が写真美術館で開催されたのだが、アンジェイ・ワイダ監督の記録映画「死の教室」もプログラムに入っていた。 都合で行けなかったが、これは必見だった。 最期の藤本壮介の住宅「HouseN」は窓を外から、そして内から見る入れ子構造になっていて面白い。 ガラクタのような作品もあったが結構楽しい展示会だった。
*館サイト、https://www.momat.go.jp/am/exhibition/windows/
□鏑木清方,幻の<築地明石町>特別公開
■「築地明石町」が行方不明だったことは知らなかった。 記念切手が家にあるので作品は知っていたのだが、しかし本物はなかなかだ。 短い解説も新鮮。 「新富町」「浜町河岸」に並んで三部作として展示されていたが明石町に目が行ってしまう。 関東大震災で明治の風景は失われた。 それを「明治風俗十二ヶ月」で蘇らせている。 配られた資料に「南紺屋町」付近から南下して「佃島」あたりまでの当時の地図が載っている。 作品と地図を照らし合わせ、現在の風景を思い浮かべながら比較すると楽しい。 「清方の作品をさらに味わうコツは、描かれた細部をすみずみまで徹底的に読み込むこと」と書いてあった。 ディープな明治時代にワープできるのが鏑木清方だ。
*館サイト、https://www.momat.go.jp/am/exhibition/kiyokata2019/

2019年11月29日金曜日

■㊙展、めったに見られないデザイナー達の原画

■ディレクター:田川欣也,作家:深澤直人,原研哉,平野敬子,伊藤隆道,柏木博,川上元美ほか
■21_21DESIGN SIGHT,2019.11.22-2020.3.8
■作成過程の途中を見せる展示です。 それはスケッチや図面、模型ですが。 映像もあります。 デザイナーの卵なら有益かもしれない。 しかし素人では見る箇所がどこだか分からない。 使っている鉛筆はどこのメーカーを使っているとか、消しゴムはあの商品だとかに目が行ってしまいます。
たぶん本人も試行錯誤でしょうから一場面だけをみてもどうしょうもない。 どう変わっていったか、つまり微分して大きく変化したところを繋ぎ合わせてみれば少しは分かるかもしれない。
登場するデザイナーは有名人が多い。 日本デザインコミッティーに所属しているらしい。 でも26名の内5名くらいしか作品を思い出せない。 食器や家具はユニークでないと記憶に残らないからでしょう。
その一人隈研吾は知っています。 彼の展示は高輪ゲートウエイ駅です。 駅屋根の折紙がいくつも並んでいる。 やはり途中より完成品は納得できます。 それはシンプルで無駄が無いからです。
デザインとは付け加えるより削ぎ落していくものらしい。 特に工業製品はそういうものらしい。 そして追加要件ほど嫌なものはない。 クライアントもしっかりしていれば良い作品が生まれるはずです。 デザイナーの作成過程は絵画や彫刻より組織や人間関係が複雑で忙しそうですね。
*館サイト、http://www.2121designsight.jp/program/inspiration/

2019年11月28日木曜日

■渋谷パルコ SHIBUYA PARCO

■建築主:渋谷パルコ,ヒューリック,設計・施工:竹中工務店他
■2019.11.29開業
■公演通りを歩いていくとちょっと厳めしいビルが見える。 これが新生パルコね。 近づくと建物1階にトンネルが通っている!?
早速地下一階から見て回る。 結構な混雑だわ。 変わっているのはフロアーガイドの店名が間接アドレス方式なの。 フロアー地図などは見ないで体感しろと言うことね。 エレベーター内の階名は全て英語!? よくみるとローマ字風だわ・・。 乗ってもフロアーガイトなどを当てにするな!ネ。 天井は剥き出し階もあり統一感がない。 鉄柱もみえる場所があり突貫工事だったのかしら? 外へ出ると建物周囲を階段等で歩くことができるみたい。 10階の屋上はまあまあだけどちょっと寂しい感じがする。 低層階だから20世紀末の風景が広がる。
6階迄は結構な数の店舗が入っている。 狭いから商品を絞り込む必要がある。 地下レストランを含め、任天堂などゲーム系店舗も充実していて渋谷センター街の延長として作られているように見える。 来場者も90%以上が20歳前後で1%が興味丸出しの爺婆だわ。
渋谷パルコは時々足を運ぶけど、それは劇場があるからよ。 杮落しは来年のため場内は見ることができなかった。 新客席数は600以上になるらしい。 今までの450席は中劇場では絶妙な数だったとおもう。 他劇場では得られない質の良い舞台との一体感を持っていたから。 周囲の赤絨毯の通路も親密だった。 でもエレベーターが混雑したし劇場エントランスも狭かった。 新しい劇場がどうなるか楽しみね。
今の渋谷は大人の街に変貌させたいらしい。 だから東急本店や文化村はセンター街の若者を直接には招き入れなかった。 でもパルコは今まで通りにみえる。 そしてセゾンの匂いが少しだけど残っていた。 それは8階に「ほぼ日曜日」が開店していたし、隣では草間彌生を上映していたからよ。 そこにはパルコ劇場もある。
さて、そろそろ、「スクランブルスクウエア」へ行ってみようかな。 「フクラス」もね。 
*渋谷パルコサイト、https://shibuya.parco.jp/

2019年11月26日火曜日

■未来と芸術展ーAI,ロボット、都市、生命ー

■森美術館,2019.11.19-2020.3.29
□未来と芸術展
■衣食住の未来が半分以上を占めている。 この三つは身近なので作品に入りやすい。 しかもこの館が得意としているメタボリズムを全5章のうち2章も割いている。 マスターシティ、スマート・シティ、オーシャニクス・シティ、山水都市、ポロ・シティ・・。 環境問題はシビアになっているが、どれも1960年代メタボの延長にみえてしまう。 人口増加・食料不足への培養肉や昆虫などの食もそうだが、人間身体は衣食住に対して直ぐには変われない。 
しかし後半の2章はその身体変容に迫る。 義肢精密化や皮膚形成手術などは現在科学の延長として理解できるがDNAやホルモン操作による「欲望の機械」、「器官なき身体」にまで広がると混乱する。 「気分の建築」も同じ感じかな? 倫理問題も付いて回る。 テーマが入乱れて芸術との関係がみえない。
3Dプリンターやドローンの利用は具体的で説得力がある。 特に3Dプリンターの活躍の場は広い。 AIの展示は扱い難いのは確かだ。 NASAの火星移住が詳細に語られていたのが面白かった。 末期医療ロボットが患者の腕を撫でながら家族の代わりをする作品は現実に戻されたがこれもアリだろう。 未来を描く有名漫画も紹介されていてテンコ盛りだ。 美術展というより博物展に近い。 未来は手探り状態のようだ。 しかし未来は近い! 未来が迫っていると感じた。
*館サイト、https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/index.html
□横溝静+松川朋奈-私たちが生きる,それぞれの時間
■音楽はショパン「ワルツ10番」、それと数枚の写真で構成されている。 「未来と芸術展」で混乱した心身を整えてくれた。
*MAMコレクション011作品
*館サイト、https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamcollection011/index.html
□タラ・マダニ
■イラン出身タラ・マダニの風刺画や風刺アニメの作品展。 ザッとみる。
*MAMプロジェクト027作品
*館サイト、https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamproject027/index.html
□チェン・ジエレン(陳界仁)
■台湾出身チェン・ジエレンの映像作品。 労働者や移民を撮っている社会派らしい。 上映時間が長いのでキャンセル。
*MAMスクリーン012作品
*館サイト、https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamscreen012/index.html

2019年11月22日金曜日

■ダムタイプ|アクション+リフレクション  ■ミナ ペルホネン/皆川明 つづく  ■仮の声、新しい影

■東京現代美術館,2019.11.16-2020.2.16
□ダムタイプ|アクション+リフレクション
■アーカイブ展に近いが再編集した新作も展示されている。 たとえば25台のレコード盤を再作した「Playback」(2018年)が先ずは目に入る。 この1989年公演時の記録ビデオも上演している。 次の「MEMORANDUM OR VOYAGE」(2014年)は「OR」(1997年)「MEMORANDUM」(1999年)「VOYAGE」(2002年)を基にした作品なの。 大画面は迫力が違うわね。
今回上映の記録ビデオは約10本(80分)。 この中で「S/N」(1994年)が一番完成度が高いかな? その前の「pH」(1990年)でふっ切れた感じが出ている。 それまではダンスとマルチメディアがすれ違っているからよ。 パフォーマーたちに日常が見えてしまっている。 でも「pH」で肉体を解放したと思う。 「S/N」ではその肉体をマルチメディアに同期させることができた。 肉体のデジタル化ね。 ここに作者たちの言う「愛」「性」「死」「カネ」・・が舞台上に現れてくる。 
ダムタイプのパフォーマンスは二つに分類されると思う。 一つはダンス、装置や道具で舞台が狭いとマイムや演劇に近づいていく。 「pH」と「S/N」は両者を融合できたことも面白い理由かもしれない。
ところで映像作品の展示方法を検討する時期だとおもう。 チケットを購入したら期日限定でスマホで観られたら便利よね。 展示会場内だけでもこのようにできたら嬉しいわ。
*「ダムタイプ「S/N」と90年代京都」(早稲田大学演劇博物館,2011年)
*館サイト、https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/dumb-type-actions-reflections/
*「このブログを検索」に入れる語句は、 高谷史郎
□ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
■皆川明の全貌がみえる。 8章で構成された会場はどれも個性が出ている。 「特別な日常服」をコンセプトにしている衣装ブランド「ミナ ペルホネン」。 「100年つづくブランドを」の思いでファッション活動を始めたらしい。 女性用が多いから彼のブランド名を知っている人は偏っているはず。 現在は家具や食器の制作、映像や舞台などで活躍を広げている。 なんと建築作品「シェルハウス」の実物まで展示されているの。
また「書を捨てよ街へでよう」(藤田貴大演出,2015年)の舞台衣装も担当していた。 その時のチラシには彼の刺繍柄タンバリンが印刷されているわよ。 朝日新聞「日曜に想う」の挿絵を今も執筆中。 「ミナ」とはフィンランド語で「私」、「ペルホネン」は「蝶」を意味する。 ファッションに興味がある人は必見ね。
*館サイト、https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
□MOTアニュアル2019Echo after Echo:仮の声,新しい影
■作家:加納俊輔,追鉄平,上田良,PUGMENT,三宅砂織,吉増剛造,鈴木余位,KOMAKUS,鈴木ヒラク
■三宅砂沙織以外は初めての作家達だわ。 素材も対象もバラエティのある作品が続いて楽しい。 「・・世界の残響を聴きながら、それらを増幅させる。 ・・他者と共振し響き渡る空間を生み出す。」  「手を動かすこと、作ること」が大事だと思う。 それが伝わってくる空間だった。 その空間で観客も<観ること>で解放される。
*館サイト、https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-annual-2019/

2019年11月18日月曜日

■カミーユ・アンロ、蛇を踏む  ■李禹煥、版との対話  ■山田七菜子

■東京オペラシティアートギャラリー,2019.10-16-12.15
□カミーユアンロ蛇を踏む
■「いけばな」が並べられている会場にびっくり。 でも華道とは少しちがう。 俄仕込みのような感じかしら? タイトルを読んで驚く。 文学作品名とその一部が展示されているの。 たとえば「しあわせな日々」(ベケット)、「道徳の系譜」(ニーチェ)等々全39作品。 これで花と文章の断片の関係を追ってしまう。 その中に「蛇を踏む」(川上弘美)もある・・。 
水彩でサラッと描いた絵画が次に並ぶ。 ストライプ模様が平面と立体そしてアイデンティティ・クライスまで進む作品群だと後から知って感心する。
そして「青い狐」の部屋へ。 壁一面に塗られた青色が細胞に活を入れてくれる。 そこに本や写真、絵画や彫刻などが無造作に置かれている。 ところが解説を読むとライプニッツから引用した構造で配置されているらしい。 次の「偉大なる疲労」(ヴィデオ13分)も観る。 これは「青い狐」を時間軸に伸ばしたようで彼女の思想が強く表れている。 構造から世界を把握したい! 個々のモノは彼女の好みが出ている。 自然環境への関心もある? 博物学的世界を描こうとしているが好みが雑音になり形にまとめ切れていない。 突っ込み過ぎると統合失調的作品になってしまうわね。 分解しそうな構造を美的優位性で支えている面白さが全ての作品にみえる。
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh226/ 
□李禹煥,版との対話
■「東洋的抽象」をテーマにした寺田コレクションの李禹煥版画作品を展示。 ミニマルな現代書道のようだわ。
*寺田コレクションより
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh227.php
□山田七菜子
■現代の野獣派!?
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh228.php

2019年11月17日日曜日

■フィリップ・パレーノ展、オブジェが語りはじめると

■ワタリウム美術館,2019.11.2-2020.3.22
■どれも古臭いですね。 電気仕掛けのオブジェ作品がぽつぽつ並んでます。 例えば電気スタンド、スピーカーを内蔵した石、溶けて形が見えなくなった雪だるま・・。 1994年以降の作品とありますが、20世紀後半開催のテクノロジーを利用したオブジェ系美術展にみえる。
「・・オブジェたちは互いに会話をはじめる。 ・・周囲の細かな出来事や温湿光などに反応している。 ・・」。 どうやら技術的には高度らしいが見た目は分からない。 電気配線が剥き出しで材料も安っぽくみえるからです。
一つ一つの作品を分けず全体の雰囲気を観るのでしょうか? 「展示会(場)を一貫したメディアと捉える・・、出来事が展開する空間であり・・、個々の作品の意味ではなく・・、(場は)オープンスペースになり・・、時に応じて変化する・・、(場を)訪れることが時空の境界や感覚的経験を体験する・・」。 何んとなしに分かりますが・・、何んとなしに感じますが・・、何と言ったらよいのか・・。
*館サイト、http://www.watarium.co.jp/exhibition/1910pareno/index.html