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■マルジェラと私たち  ■ヴィヴィアン・ウエストウッド、最強のエレガンス

□マルジェラと私たち ■監督:メンナ.ラウラ.メイール,出演:ジェニー.メイレンス(声),ディアナ.フェレッティ.ヴェローニ他 ■DVD,2019.8.22(オランダ,2017年作) *映画com、 https://eiga.com/movie/89975/ □ヴィヴィアン・ウエストウッド ■監督:ローナ.タッカー,出演:ヴィヴィアン.ウエストウッド,アンドレアス.クロンターラー他 ■DVD,2019.8.23(イギリス,2018年作) *映画com、 https://eiga.com/movie/86617/ ■二人のファッションデザイナー、マルタン・マルジェラとヴィヴィアン・ウエストウッドのドキュメンタリーを観る。 マルジェラはベルギー系シュルレアリスムを引き継いでいるような謎を持っている。 彼の従業員を白衣で統一させることも。 デルヴォー風だわ。 社員の記念写真を見ると席が一つ空いているの。 マルジェラの席よ。 地下足袋のような履物も面白い。 マグリットへの接近ね。 でも彼の作品はレディ・メイドも取り込むコンセプチュアル・アートが混じっている。 その中でストリート系無彩色が日本人の心を掴んだの。 彼は「私たちは」と言っているけど、それは組織が苦手なのかな? 会社が大きくなり対応できないことでもわかる。 ヴィヴィアン・ウエストウッドはパンク・スタイルを生涯持ち続けている人だわ。 彼女は好奇心の塊だとおもう。 環境問題も世界を知りたいからよ。 彼女を見たときサッチャー元首相やエリザベス女王を思い出してしまった。 ファッションは自己流でメッセージ性が強い。 マルジェラと同じく会社運営も下手ね。 でも彼女は世界を動かすことができる。 マルタンとヴィヴィアン、対照的な二人だった。

■虫展、デザインのお手本

■ディレクター:佐藤卓,企画監修:養老孟司 ■21_21DESIGN SIGHT,2019.7.19-11.4 ■先ずは会場入口の「虫の標本群」をみて、思わずォォオオーと声をあげてしまった。 まとめて昆虫を見るのは久しぶりだから。 剥製でも本物には圧倒される。 虫は胸から足がでているのも初めて知った。 腹が何であるのか?間接的に分かったような気がした。 監修が養老孟司らしい。 彼のゾウムシの収集は知っていたが、あらためてゾウムシもじっくりみた。 彼がのめり込む理由が直感的に分かる。 種類が豊富で子供の象のような形が素晴らしい。 そして会場の「養老語録」や「虫マメチ」がとても意味深だ。 「ミツバチが一生かかって集める蜜はスプーンで一杯」とは驚きだ。 毎朝スプーン2・3杯はヨーグルトに入れて食べているが蜂に感謝の言葉を送りたい。 明朝から集中力を持って蜂蜜を味わおう。 実はトビケラの全体像を初めて知ったのも嬉しい。 子供時代に川でみていたのは幼虫が作った巣だったのだ。 アメンボドームを見て、アメンボに石を投げて気絶させていたことも思い出してしまった。 ゴメン!アメンボ。 「昆虫学をつくったのは、アリストテレス」。 哲学的な匂いのする昆虫展にみえる。 探りを入れると深さがある。 「・・(4億年のあいだ、)問題に直面しながら生き延びてきた。 目の前にあるのはその答だけである・・」。 問題だらけの世界で、答えだけの昆虫は凄い。 *館サイト、 http://www.2121designsight.jp/program/insects/index.html *2019.8.25追記、・・庭を眺めていたらカナヘビの子供2匹が石の上で日光浴をしていた。 今年はカナヘビを見る日がいつもより多い。 庭を歩くとスルスルと逃げまくる。 雑草を抜かず薬も散布しないので彼らの棲み処になっているようだ。

■鴨居玲という画家がいた

■感想は、「 鴨居玲という画家がいた 」 *話題になるのは、「鴨居玲」「坂崎乙郎」。