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■エットレ・ソットサス、魔法がはじまるときデザインは生まれる ■瀧口修造、書くことと描くこと

*下記の□2展示を観る. ■アーティゾン美術館,2026.6.23-10.4 □エットレ・ソットサス,魔法がはじまるときデザインは生まれる ■作家:エットレ・ソットサス,マルコ・ザニーニ,ミケーレ・デ・ルッキ,倉俣史郎 ■ブログを遡ると、2011年にデザインサイトで開催された「倉俣史朗とエットレ・ソットサス展」を訪れていたことがわかった。 あれからすでに15年、石橋財団は次の好機を慎重に見極めていたのだろうか。 今回の展示は当時の記憶を一度リセットするほど新鮮に映った。 珍しい写真を含め、作品数も過不足なく配置され、密度と呼吸のバランスがよい内容だった。 ソットサスの経歴をあらためて辿ると、戦後の混乱期を経て工業デザインへ接近し、インド旅行や米国西海岸での滞在、さらにはカタルーニャ放浪の旅が、彼の造形感覚に多層的な影響を与えていることがわかる。 個人的な記憶だが、タイプライターを購入しようとしていた頃、ちょうどオリベッティ「ヴァレンタイン」が発売された。 デザインは魅力的だったものの、あの赤色だけはどうしても受け入れられず、結局「レッテラ32」を選んだことを思い出す。 しかしその後、ソットサスの色彩感覚、スカッと抜けるようでいて、どこか揺るぎない安定感をもつカラフルな配列には驚かされ続けてきた。 今回の展示で「メンフィス」グループのメンバーに磯崎新の名を見つけたことは、長年の謎を解く鍵となった。 磯崎の「ティーム・ディズニー・ビルディング」(1991年)の実験的な形態と色彩はどこから来たのかと感じていたが、あの中央にそびえる円筒形と周囲の立方体の構造と色彩は、まさしく「トーテム」や「家具」の系譜に連なるものだと確信ができた。 「メンフィス」や「磯崎新」に加え、「鉛の時代」「スーパースタジオ」「アレン・ギンズバーグ」といった言葉が次々と過去を呼び起こす。 久しぶりに、目と脳が一気に覚醒するような展示であった。 *美術館、 https://www.artizon.museum/exhibition/detail/602 □瀧口修造、書くことと描くこと ■作家:パウル・クレー,マルセル・デュシャン,ジョアン・ミロ,岡鹿之助,堂本尚郎,荒川修作ほか ■正直に言えばかなり疲れる展示だった。 批評文や書籍の活字はどれも小さく、読む前から気力を削がれる。 瀧口が描...

■ベースゲート横浜関内 ■大井町トラックス

*今年3月に開業した2建築□を見学する. □ベースゲート横浜関内 ■設計・施工:鹿島建設,竹中工務店,事業:三井不動産,京浜急行ほか,管理:東急モールズデペロップメント他 ■2026.3.19開業 ■関内駅南口を降りると、33階建ての高層ビルが、5棟の低層建物に囲まれるように配置されている。 敷地全体は想像していたよりもコンパクトで、周辺の街並みに自然と溶け込んでいる印象を受けた。 奥に位置する高層の「タワー」棟の低層階には、没入型体験施設や健康センターが入居している。 オフィスエントランスは11階に設けられており、入居企業はまだ数社にとどまるようだ。 平日の昼間にもかかわらず静まり返っており、開業直後の<空気の余白>がそのまま残っている。 中央に建つ3階建ての「ザライブ」棟に入ると、横浜ベイスターズを前面に掲げた応援拠点のような雰囲気が漂う。 レストランやショップが並び、球団カラーが随所にあしらわれている。 横浜スタジアム側には、旧横浜市庁舎の外観を継承した8階建ての「ザレガシー」棟があり、星野温泉ホテルが入っている。 歴史的意匠と新しい商業空間が共存している点が興味深い。 これらの建物群は「バル街」と呼ばれる飲食店の連なりによってゆるやかに接続されている。 昼食時だったこともあり、多くのレストランが混雑していた。 街路のような連続性が生まれ、敷地の狭さを巧く利用している。 横浜スタジアムとはデッキで直結しているため、試合当日には一帯が横浜ベイスターズ一色に染まり、歴史や球場が絡み合う新しい関内の風景として立ち現れるのだろう。 *ベースゲート横浜関内、 https://www.basegate-yokohama-kannai.com/ □大井町トラックス ■設計:JR東日本建築設計,施工:竹中工務店,管理:JR東日本ビルディング,アトレ,日本ホテル他 ■2026.3.28開業 ■オフィス+ホテル+レジデンスを高層2棟で構成する、近年の都市開発の潮流を取り入れた建築群である。 先ほど見学した「ベースゲート横浜関内」と基本構造は共通しており、用途の複合化と高層化が標準化しつつあることを実感する。 JRの跡地を活用しているため、大井町駅から直結しておりアクセスの良さが際立つ。 低層階は人の動線が明快で、歩いていて迷いがない。 先日訪れた「高輪ゲート...

■高輪ゲートウェイシティ

■設計&建設:品川開発プロジェクト設計共同企業体,デベロッパー&所有者:東日本旅客鉄道 ■開業,2026.3.28(第二期),2025.3.27(第一期) ■1年前に 見学した際 には、「リンクピラー1」の南棟と北棟が完成していたものの、入居している店は数件にとどまっていた。 今回は「レジデンス(RESIDENCE TOWER)」棟を除き、「MON(The Museum of Narratives)」棟と「リンクピラー2(THE LINKPILLAR 2)」棟を中心に歩いてみた。 「MON」棟の外観は、NYのグッゲンハイム美術館を思わせる渦巻状の構造で、周囲には緑が複雑に配置されている。 植栽の管理は相当に手間がかかりそうだ。 内部に入ると、何も置かれていない床が階段やエスカレーターでつながり、視界が抜ける複雑な空間が広がっている。 ショップやレストランもあるが、存在感は控えめだ。 劇場には入れなかったものの、全体として来訪者が自由に滞在できる<余白>を重視した空間設計に感じられる。 靴を脱いで座れる畳の床や、屋上の足湯、小さな鳥居など、用途の幅が広いのも印象的だった。 「リンクピラー2」棟に入ると、広々としたレストラン空間が広がる。 通路と座席の境界が曖昧で、硬質で暗めのトーンで統一された内装は、落ち着いて食事を楽しむには向いているかもしれない。 ついでに「リンクピラー1」の南棟と北棟も回った。 こちらもゆとりある構成で、店舗ごとの買い物がしやすい。 これほど余裕をもった商業空間は珍しく、歩いているだけで気持ちが良い。 4棟を歩き回って気づいたのは、外壁周辺に自販機やコンビニが見当たらないことだ。 ここでは<あれば便利>という発想をあえて手放し、空間そのものの質を優先しているように見える。 それが、今日の見学が心地よい時間になった理由のひとつかもしれない。 *高輪ゲートウェイシティ、 https://www.takanawagateway-city.com/

■スープはいのち ■ガウディ、未来をひらく窓

*下記□の2展示を観る. ■2121デザインサイト,2026.3.27-8.9 □スープはいのち ■ディレクター:遠山夏未 ■馴染みのスープといえば、やはり味噌汁だろう。 ほぼ毎日口にし、具をたっぷり入れるので「飲む」というより「食べる」に近い。 会場では、旅先で出会った多様なスープが紹介され、世界各地の名物スープの写真も並ぶ。 米から作る「おかゆ」のレシピらしき映像も流れていた。 水で煮れば、あらゆる食材はスープになる。 だからこそ、「スープは包む、いのちを満たす、はじまりの衣食住」というサブタイトルは、一見すると焦点が定まりにくい。 しかし、スープが生きるための基本であり、誰にとっても身近な<はじまり>の食であることを思えば、その曖昧さはむしろ必然なのかもしれない。 ディレクターが語るように、私たちは生まれる前から「羊水」というスープに包まれていた。 展示は、その原初的な感覚を静かに呼び覚ましていたように思う。 *美術館、 https://www.2121designsight.jp/program/soup/ □ガウディ,未来をひらく窓 ■主催:YKK AP株式会社 ■窓メーカーのYKK APが、ガウディ没後100年を記念して「建築家アントニ・ガウディの創造的で革新的な窓を多角的に探究する」プロジェクトを立ち上げた。 その名称が「ガウディ:未来をひらく窓」で、バルセロナのパラウ・グエル館で展示が予定されているという。 今回の展示は、そのサテライト展として2121デザインサイトで開催されている。 ガウディ建築の窓やドアに焦点を当てた展示は、改めてその造形の豊かさを感じさせる。 多くは<前後に動く>構造を持ち、曲線や立体的な装飾が空間に独特のリズムを与えている。 ガウディの建築は、時を経るほど魅力が増していくように思えるのが不思議だ。 同時に、日本建築の板戸・襖・障子といった<左右に動く>構造が対照的でありながら新鮮に感じられた。 異なる文化が生み出した開閉の仕組みを比較することで、窓という存在が単なる機能ではなく、生活や思想を映し出す装置であることに気づかされる展示だった。 *美術館、 https://www.2121designsight.jp/gallery3/gaudi_window/ *YKK AP、 https://www.ykkapglo...

■2025年美術展ベスト10

*当ブログに書かれた美術展から最良の10展を選出. 並びは開催日順. 映画は除く. ■ 福本健一郎   東京オペラシティアートギャラリー ■ ヒルマ・アフ・クリント展   東京国立近代美術館 ■ ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ   アーティゾン美術館 ■ リビング・モダニティ、住まいの実験1920s-1970s   国立新美術館 ■ 岡崎乾二郎、而今而後   東京都現代美術館 ■ ルノワールXセザンヌ、モダンを拓いた2人の巨匠   三菱一号館美術館 ■ 藤本壮介の建築、原初・未来・森   森美術館 ■ 新しい建築の当事者たち   TOTOギャラリー間 ■ 山本理顯展、コミュニティーと建築   横須賀美術館 ■ ブルガリ・カレイドス、色彩・文化・技巧   国立新美術館 *今年の舞台は,「 2025年舞台ベスト10 」. *今年の舞台映像は,「 2025年舞台映像ベスト10 」.

■山本理顯展、コミュニティーと建築 ■朝井閑右衛門が描いた街と人間

*下記□の2展を観る. ■横須賀美術館,2025.7.19-11.3 □山本理顯展,コミュニティーと建築 ■建築家・山本理顯(やまもとりけん)が設計した100作品が並ぶ大規模な展示会である。 普通に見て回るだけでも2時間以上かかってしまった。 「閾は出入りするものたちの限界を指し示す」。 作家の言葉が掲げられていた。 <閾>(しきい)とはパブリックとプライベートの境界を指し、社会との繫がりを生み出す」。 彼が提唱する境界概念らしい。 言葉の由来は敷居や鴨居にあると考えられる。 初期の作品には、独立させた室を<閾>という概念で内空間で繋げた一般住宅が多くみられる。 外壁の無い内空間は、偏西風が吹く東アジアでは酷かもしれないが、1970年代後期の邸宅群は境界が明確で、気に入った作品が多かった。 しかし1980年代に入ると独特な屋根をつけた小規模建築が増え、境界も曖昧になってくる。 デザイン的にはやや物足りなさを感じた。 屋根は象徴的な意味を持たせているのだろう。 1990年代は公共施設が目立ち始める。 「埼玉県立大学」や「はこだて未来大学」は内空間を活用し、個室を有機的につなげた構造がみられる。 ガラスの透過性を利用して空間の接続を多様化しており、密空間(プライベート)⇔内空間(コモン)⇔外空間(パブリック)の連携がよりスムーズに感じられた。 2000年代には「チューリヒ国際空港」など社会周辺との関係を意識した大規模施設が増えてくる。 しかし社会との連携といった目に見えない部分は、実際に現地に行ってみないと意見は難しい。 多くの作品に共通して言えることは、周辺コミュニティとの繫がりを重視している点である。 芸術性はやや控えめだが、他者との関係性が維持し易い建築と言える。 「住まいを変えれば、日本が変わる」という理念を体現する建築家の一人だろう。 山本理顯の全体像を知ることができて満足な展示だった。 ところで、美術館前の浦賀水道を大型船が列をなして通過していく風景が何とも素晴らしい! *美術館、 https://www.yokosuka-moa.jp/archive/exhibition/2025/20250719-939.html □朝井閑右衛門が描いた街と人間 ■朝井閑右衛門(あさいかんえもん)の油彩厚塗り絵画が数点並ぶ。 彼は戦後間もなく横須賀にアトリエを構え、横須...

■AALTO アアルト

■監督:ヴィルピ・スータリ,出演:アルヴァ:アアルト,アイノ・アアルト,エリッサ・マキニエミ他 ■配信,(フィンランド,2020年製作) ■数年前、写真美術館で上映した際には見逃してしまったが、ようやく観る機会を得た。 過去の写真と映像を編集しただけのシンプルな構成の映画だ。 アルヴァ・アアルトを語るには、彼と共に仕事をした、妻アイノの存在が欠かせない。 モダニズムの世界で夫婦が共に創作に携わるのは珍しい。 この映画の特長はアルヴァ後半生にも焦点を当てている点だろう。 そこには二番目の妻、エリッサ・マキニエミの存在がみえる。 彼女はアイノに瓜二つだ。 美術展などではアイノが前面に出されることが多いが、この映画では二人の女性を並べて描くことで、アルヴァの真の姿を浮かび上がらせている。 再婚した1952年以降の建築を俯瞰できたことは嬉しい収穫だった。 エリッサ時代のアルヴァは作風が変化したようにみえる。 良い意味で自由奔放になった印象だ。 しかし、利用者からは「贅沢すぎる」「装飾過剰だ」との批判もあったらしい。 とはいえ、この頃の装飾ディテールの面白さは彼の創作の頂点とも言える。 1960年代以降、彼は「保守的な恐竜」と揶揄され、酒にも溺れたという。 アルヴァが亡くなった際「彼は年金生活者だったのか?」と問われ、エリッサが激怒したという逸話も残っている。 二人の女性がいたからこそ、アルヴァは生涯を通じて現役の建築家であり続けることができたと考えられる。 *アルヴァ・アアルト生誕125周年作品 *映画com、 https://eiga.com/movie/97880/ *「ブログ検索🔍」に入れる語句は、アアルト ・・ 検索結果は6ブログ .

■ブルーフロント芝浦 ■ソニーパーク

*下記□の2建築を観る. □ブルーフロント芝浦 ■設計:槇総合計画事務所他,建設:清水建設,デベロッパ:野村不動産,東日本旅客鉄道 ■竣工,2025.2.28 ■浜松町駅から屋根付きの歩道を行くと10分で「ブルーフロント芝浦・S棟」に着く。 デザインは凸型か? 43階建で賢そうな風体だ。 表面はガラス張で無駄が無い。 槇文彦風かな? 早速ビルに入り低層階やレストラン街を歩き回る。 食事以外の店は少ない。 レストランも並級が多く社員用にみえる。 上階はオフィスとホテルだ。 ビジネスに特化した建物と言ってよい。 隣に建つ(予定の)N棟は2030年の竣工らしい。 ここには旧東芝本社ビルが未だ建っている。 5年もかかるわけだ。 N棟ができないと全体像がみえない。 今のS棟だけではつまらない。 2030年まで待つことにしよう。 周辺を歩く。 芝浦運河を渡り海岸通りを横切ると日の出桟橋に出る。 ビルから海まで10分はかかる。 湾港らしく寂れた感じが漂う。 運河を活用すれば面白いビルとして展開できそうだ。 ブルーフロントの名前が生きるだろう。 *ブルーフロント芝浦、 https://www.bluefrontshibaura.com/ □銀座・ソニーパーク ■設計:ソニープロジェクト,施工:竹中工務店,建築主:ソニー ■開館,2025.1.26 ■外観は足場が築かれている? まるで工事中のようだ。 コンクリート打ちっぱなしの建物だ。 「新しい公園」とある・・? でも休める場所は殆ど無い。 少しの机や椅子も座り心地が悪い。 上階でイベント「TM NETWORK 2025 IP」が開催されていた。 IPとは「体感型知的公園」のことらしい。 ソニーのミッションに「テクノロジーの力で未来のエンタテインメントをクリエイターと共創する」とある。 前身のソニービルはミッションの前半部分しかなかった。 いまは後半部分に移ってしまった。 ソニーは大きく変貌した。 これがソニーパークに現れている。 それにしても味気のない建物だ。 *ソニーパーク、 https://www.sonypark.com/

■新しい建築の当事者たち

■作家:井上岳,大西麻貴,桐圭佑,工藤浩平,隈祥平,小林広美,小俣裕亮,小室舞,金野千恵ほか ■TOTOギャラリー間,2025.7.24-10.19 ■大阪万博公式カタログを入手したにも関わらず未だ夢洲に行っていない。 この暑さと混雑情報に躊躇している。 <行力>が減衰している。 行力とは仏教用語ではなく、今はやりの移動力として使いたい。 当展は万博会場内の休息所・イベントステージ・トイレなどの小規模施設の作品展である。 会場は混み合っていた。 若者が多い。 まだ夏休みかな? 全20の個性ある作品の内訳は、トイレが8点、休息所4点、残りはステージ等である。 多くが資料と模型そして映像で紹介される。 また若き設計者たちが当事者となり万博の表裏を語り未来をみつめている。 作品を目の前にしていると夢洲へ行きたくなってきた。 <行力>が沸いてきたぞ! *美術館、 https://jp.toto.com/gallerma/ex250724/top/

■藤本壮介の建築、原初・未来・森

■作家:藤本壮介 ■森美術館,2025.7.2-11.9 ■小学生の団体が入場している!? 「トーベとムーミン展」と間違えたのか? 会場を見回して分かる。 積み木のような模型が一杯だ。 「縫いぐるみ建築」が対話もしている。 これなら小学生高学年から楽しめるだろう。 藤本壮介の建築は境界が見え難い。 内と外があやふやに入り組んでいる。 危なっかしい、不安が過る。 このような一面がある。 幼少期に出会った北海道時代の自然を、青春期の杉並区永福町の狭く曲がりくねった街並みを、建築に取り入れたらしい。 自然も都市も同じだ! これを「ラルブル・ブラン(白い樹)」(2019年)に適用している。 「HouseN」や「HouseH」(2008年)は風通しが良さそう。 「関西万博・大屋根リング」(2025年)は自然のように未完成か? そして「TorchTower」(2028年)の屋上デザインにも・・。 「開かれた境界、開かれた円環・・」と作者は言う。 開かれていると、しかし、いつまでも未完が漂う。 「(仙台)音楽ホール兼震災メモリアル」(2031年)はコンセプトに近づけるために作者は推敲を重ねている。 メモリアルのようなヒトの記憶はあやふやな境界が合うのかもしれない。 「トーチタワー」を含め完成した?建築をはやく見たいものだ。 *美術館、 https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/soufujimoto/index.html *「ブログ検索🔍」に入れる語句は、藤本壮介 ・・ 検索結果は4展 .

■相国寺展、金閣・銀閣・鳳凰がみつめた美の歴史 ■高輪ゲートウェイシティ

*以下の□展示と□新建築を観る. □相国寺展 ■作家:夢窓疎石,春屋妙葩,文正筆,陸信忠筆,如拙,周文,雪舟,狩野探幽,維明周奎,伊藤若冲,池大雅,丸山応挙ほか ■東京芸術大学大学美術館,2025.3.29-5.25 ■相国寺は何回か訪れている。 でも寺に関する美術品をまとめて観るのは初めてかな? 当時の権力者や天皇、寺住職と芸術家の関係を結びつけられたのが嬉しい。 しかも寺を中心として室町から江戸時代までを時系列にした流れが分かり易い。 これで作品の立ち位置が深められた、会場内が分断されているのは欠点だが。 前半は中国画家、如拙(じょせつ)や周文、でも雪舟は少ない。 後半は探幽兄弟、若冲とその弟子維明周奎(いめいしゅうけい)、応挙、その他名品が並び目が忙しい。 そして日比野克彦学長の作品が終わりに紛れ込ませていたのが楽しい。 そう、今日は大学の入学式でいつもは静かな構内が賑やかだった。 上野公園の桜も満開でイベントが盛り上がっている。 西洋美術館の「西洋絵画、どこから見るか?ルネサンスから印象派まで」も観ようと寄ったが混んでいたので止める。 でもサンディエゴ美術館の所蔵品は見ておきたい。 西美の代わりに「まちびらき」した高輪ゲートウェイシティへ行くことにする。 *相国寺承天閣美術館開館40周年記念 *美術館、 https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2025/03/Shokoku-ji%20.html □高輪ゲートウェイシティ ■デベロパ:東日本旅客鉄道,設計:JR東日本建築設計,JR東日本コンサルタンツ,日本設計,日建設計JV,施工:大林組 ■竣工,2025.3.31(但し5棟中2棟) ■「まちびらき」と言っても5棟中2棟のみの竣工だった。 そのリンクピラ 南棟ではコーヒ店しか開業しいていない。 北棟も花屋が1店だけの状態だ。  広場に屋台が十数件でていたが、騙された気分だ。 南棟6階「未来につながる鉄道とまちづくり展」と地下2階「TAKANAWA GATEWAY CITY未来体験シアター」でも観て帰ろう。 取り合えずこれで当シティの過去と未来は分かった。 2026年の全棟竣工後に再度来ることにしよう。 *シティ、 https://www.takanawagateway-city.com/

■リビング・モダニティ、住まいの実験1920s-1970s

■建築家:ル・コルビュジエ,ルイス・カーン,ピエール・シャロー,ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ,広瀬鎌二,アルヴァ・アアルト,ジャン・プルーヴェ,フランク・ゲーリー,菊竹清訓,菊竹紀枝,エーロ・サーリネン,アレクサンダー・ジラード,ダン・カイリー,藤井厚二,ピエール・コーニッグ ■国立新美術館,2025.3.19-6.30 ■1970年代迄の住宅十数件の模型と資料(図面・写真・映像)が展示されている。 住まいの展示をみるのは楽しい。 住宅は心身に直結しているからです。 日本建築は体感的に分かる。 例えば藤井厚二の「聴竹居」は四季の温度湿度、日差しや風向など自然を意識しているので思わず頷きます。 比してインディアナ州に建てたエーロ・サーリネン「ミラー邸」の広々とした住宅は身体に届かない。 ピエール・シャロー「メゾン・ド・ヴェール」のガラスの壁はレーザ断面を見ても何とも言えない。 海外建築を取り入れた「土浦亀城邸」は階段ばかりで厄介でしょう。 加えて空中に浮かぶ清竹清訓「スカイハウス」も同じです。 気に入ったのはバラックのような建物です。 仮の宿のような住居は将来の不安が少ない。 精神が安定します。 例えばジャン・プルーヴェ「ナンシーの家」やフランク・ゲーリー邸などです。 自然への対応も容易で、特に災害が多い日本では尚更でしょう。 気に入ったのはル・コルビュジエ「ヴィラ・ル・ラク」かな。 これもシンプルな直方体で大きさもちょうど良い。 やはり自身の立ち位置と向き合ってしまいますね。 湖の畔は住居として不明ですが景色は最高です。 1970s年から既に50年が過ぎている。 全体に古さを感じさせます。 技術の向上はあったが、それよりも家族関係の変化が大きいはずです。 これが古さを速めているのかもしれない。 過去100年の前半50年という区切りは人間寿命からみて遠からず近からずの為か心身に分かり易い展示でした。 *美術館、 https://www.nact.jp/exhibition_special/2025/living-modernity/

■TODA BUILDING

■設計・施工:戸田建設株式会社 ■開業,2024.11 ■作家:小野澤峻,野田幸江,毛利悠子,持田敦子,キュレーター:飯田志保子 ■アーティゾン美術館の隣に昨年11月に開業した戸田建設本社を早速見学しました。 美術館を含めた芸術文化拠点を作り上げるのが目玉のようです。 1階から6階に文化施設が入る。 エントランスには持田敦子の「Steps」が展示されている。 階段が空中に浮かんでいて楽しい。 2階には野田幸江、毛利悠子、小野澤峻の作品群が並ぶ。 毛利悠子の作品は(美術館展示より)気に入りました。 3階4階は未だ閑散としている。 6階は「「鬼滅の刃」柱展」が開催中だったが、ここは遠慮しました。 8階から12階までが戸田建設本社、13階から27階はテナントオフィスだが2階エントランスの掲示をみても未だ戸田建設以外の入居は無いようです。 賑やかさが来るのは今年後半からでしょう。 建物の外観は今様ですが内部は暗い、そして重たい。 本社のため重厚さを出したい? 芸術文化拠点ならもっと明るくしてもよい。 調整はこれからですね。 アーティゾン美術館より柔軟性を持っているようにみえます。 *TODA BUILDING、 https://www.todabuilding.com/

■生きた全体 A Living Whole

■作家:大西麻貴,百田有希 ■ギャラリー・間,2024.9.4-11.24 ■T.S.エリオットの詩の概念「生きた全体」を引用している。 そこから「建築をつくることは、物語を紡ぐことと似ている」と作家は言う。 会場に入ると、童話の世界からやってきたような建築模型が多くみられます。 物語を塗り込んでいく。 「<ある>というより<いる>」「重力から生まれる自然な姿」「質感をともなう形」・・、具体に近づいていきます。 また何を一つとするか?も問うている。 そこから「道としての建築」「外皮を纏う建築」など建築を世界へ、世界を建築に浸透させていく。 ヒトの細胞や組織と同じように呼吸する建築を目指している。 外庭には模型「熊本地震災害ミュージアム」と小枝屋根のあるベンチが置いてある。 4階へ上がると、一部が深紅色のカーテンで覆われた展示になっている。 そして覗くように作品を観る。 まさに童話の世界を覗いているようです。 写真でしか見ていないので実建築の内側を覗いてみたくなりました。 先日観た「平田晃久、人間の波打ちぎわ」展の「からまりしろ」や当展の「生きた全体」などの概念はどれも人間の精神面まで取り込もうとしている。 より荒々しくなりそうな自然に持ちこたえることができるのか? 技術が進んでいるので問題ないはずだが不安も感じられます。 *美術館、 https://jp.toto.com/gallerma/ex240904/index.htm

■平田晃久、人間の波打ちぎわ

■作家:平田晃久 ■練馬区立美術館,2024.7.28-9.23 ■<からまりしろ>をつくる・・。 建築家平田晃久のコンセプトらしい。 <からまりしろ>とは<絡まる>と<余白>からできている。 ヒトとヒトが絡まりあう建物を造る。 絡まってできる襞のような見通せない空間、その余白も大事にする。 この一体現象が身体の波打ち際で響きあって、共感・共鳴が現れる手助けをする・・。 建築物を造り込んでいく作家に拘りがみえます。 それは利用する人たちを巻き込み対話を深める。 絡まり方を多義にわたり検証していく。 この過程が展示に現れています。 「練馬区立美術館」(案)のシェルタ・シェルフ・シェイド、「小千谷市図書館ホントカ」(2024年)のフロー・アンカ・ルーフの各概念の実装も面白い。 「太田市美術館・図書館」(2017年)は実物を観ていないがこれを取り入れているようです。 ところで建物表面に木々をばら撒くと廃墟のように見えてしまう。 <樹>の重要性を説いているが自然との調和に安易さを感じます。 自宅ならともかく大きな建物と植物の融合は難しい。 生きているから管理も大変でしょう。 東急プラザ原宿「 ハラカド 」が廃墟感から脱することができたのは木々を集約した為でしょう。 「仙台市役所」「台湾大学」(案)は作家の総決算でしょうか? どちらも概念の組合せが高度化している。 ぜひ完成したところを見たいものです。 *美術館、 https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202402101707551005 *「ブログ検索🔍」に入れる語句は、平田晃久 ・・ 検索結果は3展示 .

■豊洲市場

■設計:日建建設,施工:水産仲卸売場棟=清水建設ほか,水産卸売場棟=大成建設ほか,青果棟=鹿島建設ほか ■開業,2018.10- ■豊洲市場へ行くのは初めてである。 開業から既に6年が経っている。 建物は4棟からなり、「青果棟」「管理棟」「水産卸売場棟」「水産仲卸売場棟」の順で歩く。 どの棟にも見学通路がある。 これが頂けない。 周囲から完全に分離されている。 ガラス越しから観る切り取られた風景では市場の雰囲気が伝わってこない。 外へ出ても立ち入り禁止範囲が厳しい。 市場というより会社見学の雰囲気である。 レストラン街が3ケ所、物販店街は一ケ所ある。 これらは従業員や業者用だろう、もちろん見学者で占められていたが。 「水産仲卸売場棟」の屋上へ上る。 芝生が張ってあり草原にいる気分だ。 一か月前に見学した「 晴海フラッグ 」がよく見える。 帰りに「千客万来」へ寄る。 無機質な市場から一転して華やいだ飲食街になる。 食の駄菓子屋が並んでいる感じだ。 ちょっと詰め込み過ぎかな? 通路も狭い。 観光客向けテーマパークと言える。 埋立地の豊洲は新しくなったが人工的な錆びもみえる。 一見客からみて、市場も人々が行き交う場所に感じられない。 舞浜・有明から続くテーマパークが似合う地域だ。 *豊洲市場、 https://www.toyosu-market.or.jp/

■渋谷サクラステージ ■原宿ハラカド

□渋谷サクラステージ ■設計: 古谷誠章ほか,構造:日建建設,施工:鹿島建設,戸田建設,開発:東急不動産ほか ■竣工,2023.11.30 ■井の頭線渋谷駅から一度も地上に降りずに東急プラザ「 渋谷フクラス 」の脇を通りサクラステージまで歩いていくことができた。 サクラステージが駅周辺では四半世紀最後の高層ビルと聞いている。 旧東横線ホーム跡地が未だ工事中だが周辺の全貌がみえてきた。 当ステージはオフィス系「渋谷タワー」とホテル・住居系「桜タワー」の高層2棟が低層の「セントラルタワー」と連携されている。 工事中の部分も有るが店舗数は少ない。 幼稚園も入居していて公園も2か所が確保されている。 閑静なビル群と言ってよい。 渋谷では駅周辺を容易に歩き回れるか?にかかっている。 今回はステージからJR渋谷駅を越えて「 渋谷ストリーム 」に行けるようになった。 これは便利で楽しい。 JR線と国道を如何に消すことができるか? これが渋谷開発の要だろう。 次に、新しくできた東急プラザ「ハラカド」に向かう。 *サクラステージwebsite、 Shibuya Sakura Stage □東急プラザ原宿ハラカド ■設計:日建建設,乃村工芸社,平田晃久,施工:清水建設,開発:東急不動産ほか ■開業:2024.4.17 ■表参道はハイブランド旗艦店とカジュアル系店が互いに拮抗している。 その境界上に東急プラザがある。 「ハラカド」は兄になる東急プラザ表参道「オモカド」の向かいにある。 「ハラカド」は他プラザとは趣が違う。 若者向けファションとレストランで溢れている。 「 渋谷パルコ 」などをもっとチープにしたような感じだ。 そして各階の店舗や通路の配置、階上の緑地のどれもに既視感がある。 この全体構造は今の流行りかもしれない。 4階に「原っぱ」があるのは嬉しい。 ところで新しい試みとして壁や窓、仕切りに絵画を貼ったり映像を写して色彩豊かにしていることだ。 これは先ほど見てきた「サクラステージ」にも言える。 歩き回ったので6階でイタリアンジェラートを食べる。 映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーン演じる「アン王女」が頬張っていたジェラートと同じ店だ。 うま!っ *ハラカドwebsite、 東急プラザ原宿ハラカド

■晴海フラッグ

■設計:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所ほか,施工者:東京都,建築者:三井不動産,三菱地所ほか ■開業:2024.1.19(マンション入居開始) ■久しぶりに晴海へ行く。 東京国際見本市会場があった場所だ。 仕事でここに足を運んだ時期があった。 会場が東京ビッグサイトに移転した後は一度も来ていなかった。 オリンピック選手村から分譲・賃貸ビル群になったが人通りは少ない。 工事現場も一部に残っている。 木々も新しくスカスカな感じがする。 入居はこれからなのか? 中央に商業施設棟と小中学校、奥には晴海ふ頭公園がある。 公園から港を望むが昔と略変わらない。 遠くに見えるビル群が海と空に挟まれている。 周囲を一回りする。 商業施設は1階にスーパーマーケット、2階はレストラン、3階には診療所や幼稚園が入っている。 並みの店屋が多い。 この場所は交通の便も悪い。 今日は都バスで入り帰りはBRTで新橋に出たがバスだけでは心細い。 入居が一段落したら酷く混むだろう。 そして2棟の高層ビルが工事中だったが高層は似合わない。 ここ「東京の最前列」は中低層で統一し豊かな緑の木々で満たして欲しい。 *晴海フラッグ、 晴海フラッグ特設サイト

■フランク・ロイド・ライト、世界を結ぶ建築

■汐留美術館,2024.1.11-3.10 ■会場が混んでいて入場を待たされたのは当館で初めてです。 建築展では珍しい。 場内はいつものとおり文章を読ませる展示だが苦にならない。 量と質、配分が適格だからです。 しかしライトの世界に入れない。 それは浮世絵が所々に飾ってあったからです。 もちろんライトは日本美術から影響を受けたことはわかる。 でもライトの作品と似合わない。 彼のプレイリー・スタイルから感じ取れるのはケルト系の自然崇拝や多神教、メキシコやアジアの古代遺跡、そしてアメリカに広がるプレーリーでしょう。 前半を過ぎるとライトの全容がみえてくる。 それは教育者としての顔です。 教育環境を作る! 教育学者ジョン・デューイと関連のある「自由学園」(1926年)は見学したことがある。 またライト自身もフリードリヒ・フレーベルの教育玩具で遊んでいたらしい。 映像「タリアセン・フェローシップ」(1933年)も初めて見ます。 途中に「帝国ホテル」(1923年)が登場。 当時の空中カラー写真をみるとまるで古代遺跡ですね。 大谷石の選択、すだれレンガの採用など建築途中の変更が並みでない。 なぜ関東大震災時でも無傷だったのか? その複数の理由を知ることができた。 そして次期帝国ホテル設計者田根剛の完成写真(2036年)を見るとまるで<未来遺跡>です。 古代遺跡から未来遺跡へ! これは楽しい! *美術館、 https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/24/240111/ *「ブログ検索🔍」に入れる語句は、フランク・ロイド・ライト ・・ 検索結果は2ブログ . *追記・・WEBで本展示会オンライン講習会を観る。 講師は当展企画監修のケン・タダシ・オオシマ。 上演時間は90分。 解説が展示順のため会場の構成風景と作品を思い出しながらみることができました。

■オラファー・エリアソン展、相互に繋がりあう瞬間が協和する周期 ■麻布台ヒルズ

■麻布台ヒルズギャラリー,2023.11.24-24.3.31 ■未だ見ていない麻布台ヒルズは来年行こうかな? と考えていたが今日にしました。 ・・神谷町駅を降りガーデンプラザAにあるギャラリーへ。 「オラファー・エリアソン展」は小規模ですね。 作品は10数点しかない。 そう、ホースから水を勢いよく出しストロボ照明をあてる大作が1点ありました。 さすが水のエリアソン。 作家のインタビュー映像をみて開催理由が分かりました。 タワー棟のオフィスロビーに彼の作品が常設されたからです。 これに関連した展示会らしい。  そしてヒルズを見学する。 だいぶ歩き回りました。 建物が分散しているからです。 春に開催された「 ヘザウィック・スタジオ展 」で模型を見ていたが、実際のコンクリートに石を混ぜ合わせた外壁とそのデザインは素晴らしい。 色彩も落ち着いていますね。 でも「緑あふれる・・」とあったが周囲は未だ草地です。 そしてレジデンスBも未だ工事中です。 遅れている理由をビジネス誌で読んだが建設会社も苦労しているらしい。 タワー高層階へ上ろうとしたが今日は貸し切りでした。 残念! ところでオフィスロビーにエリアソンの作品数個が宙に浮かんでいた。 材料は廃棄物を製錬した亜鉛のようです。 この亜鉛色の小さな立法体が連なって渦を巻いているのだが少し地味に見える。 でも「 私たちのエコロジー 」に繋がっていくのはお見事です。 昼食時だったのでタワー低層部のレストランを回る。 先日の虎門ヒルズと比較して昼食は千円高い。 理由は虎ノ門が会社員、麻布台は住人を対象にしているからでしょう。 しかも近隣には高層マンションが多い。 都心風景の変化が近頃は早すぎる。 それでも南側を歩くと霊友会やロシア大使館、白井晟一設計のノア・ビルなどは昔のままでした。 ところで六本木五丁目プロジェクトも開始されたようだがここもヒルズになるのでしょうか? ヒルズで埋め尽くされそう! *「ブログ検索🔍」に入れる語句は、オラファー・エリアソン ・・ 検索結果は3展示 . *麻布台ヒルズ、 https://www.azabudai-hills.com/index.html