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■高輪ゲートウェイシティ

■設計&建設:品川開発プロジェクト設計共同企業体,デベロッパー&所有者:東日本旅客鉄道 ■開業,2026.3.28(第二期),2025.3.27(第一期) ■1年前に 見学した際 には、「リンクピラー1」の南棟と北棟が完成していたものの、入居している店は数件にとどまっていた。 今回は「レジデンス(RESIDENCE TOWER)」棟を除き、「MON(The Museum of Narratives)」棟と「リンクピラー2(THE LINKPILLAR 2)」棟を中心に歩いてみた。 「MON」棟の外観は、NYのグッゲンハイム美術館を思わせる渦巻状の構造で、周囲には緑が複雑に配置されている。 植栽の管理は相当に手間がかかりそうだ。 内部に入ると、何も置かれていない床が階段やエスカレーターでつながり、視界が抜ける複雑な空間が広がっている。 ショップやレストランもあるが、存在感は控えめだ。 劇場には入れなかったものの、全体として来訪者が自由に滞在できる<余白>を重視した空間設計に感じられる。 靴を脱いで座れる畳の床や、屋上の足湯、小さな鳥居など、用途の幅が広いのも印象的だった。 「リンクピラー2」棟に入ると、広々としたレストラン空間が広がる。 通路と座席の境界が曖昧で、硬質で暗めのトーンで統一された内装は、落ち着いて食事を楽しむには向いているかもしれない。 ついでに「リンクピラー1」の南棟と北棟も回った。 こちらもゆとりある構成で、店舗ごとの買い物がしやすい。 これほど余裕をもった商業空間は珍しく、歩いているだけで気持ちが良い。 4棟を歩き回って気づいたのは、外壁周辺に自販機やコンビニが見当たらないことだ。 ここでは<あれば便利>という発想をあえて手放し、空間そのものの質を優先しているように見える。 それが、今日の見学が心地よい時間になった理由のひとつかもしれない。 *高輪ゲートウェイシティ、 https://www.takanawagateway-city.com/