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■川内倫子、M/E ■連作版画の魅力 ■䑓原蓉子 だいはらようこ

*下記の□3展を観る。 ■東京オペラシティアートギャラリー,2022.10.8-12.18 □川内倫子,M/E,球体の上,無限の連なり ■光が眩しい。 川内倫子の写真はいつも朝日が当たっている。 新作はアイスランドでの撮影作品。 その映像「M/E」は氷河や流氷、そこに住む人々やアザラシを映している。 車内からみた山脈は壮大です。 近隣の人々を地球規模まで広げたようです。 ますます忙しくなりそうですね。 *美術館、 https://www.operacity.jp/ag/exh255/ □連作版画の魅力,収蔵品展074 ■版画家19名の連作集です。 これは楽しい。 相笠昌義、船越桂、林孝彦、加納光於、北側健次、小泉淳作、西内利夫、山下清澄が気に入りました。 過去にみている作品も多いのですが見飽きない。 ここに多くの時間を割いてしまいました。 *美術館、 https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=281 □ 䑓 原蓉子(だいはらようこ),糸でえがく ■カーペットがズラリと吊るしてある。 タフティングという技法らしい。 我が家にも2・3枚欲しい。 *美術館、 https://www.operacity.jp/ag/exh/detail.php?id=282 *2022.10 投稿者名を「黃虎青狐」から「かえる」に変更しました.

■ヴァロットン、黒と白

■三菱一号館美術館,2022.10.29-2023.1.29  ■版画展と言ってよい、油絵も数枚あったが。 <黒と白>の線と面をみているとグラフィクアートの先駆者にみえてくる。 有名人肖像画やアルプスの力強い線は見応えがある。 山々や雲の形が面白い。 4章「アンティミテ」の1890年代後半に入ると親密がより増しているが、それは彼の版画技工に磨きがかかった為だと思う。 髪型を含め人物周辺の装飾性も向上している。 しかし顔の細かい表情などは版画では描けない。 少しでも逸れれば漫画になってしまうだろう。 そのギリギリで止めている。 ヴァロットンはナビ派や親密派と呼ばれている。 絵画では納得するが、しかし版画では無理やり派閥に入れているように聞こえる。 彼の版画はそこからはみ出すほど多彩だ。 グラフィカルはもとより漫画アートにも通じている。 *美術館、 https://mimt.jp/vallotton2/ *「ブログ検索🔍」に入れる語句は、ヴァロットン ・・ 検索結果は5展 . *2022.10 投稿者名を「茶熊赤狸」から「かなへび」に変更しました.