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■豊嶋康子、発生法ー天地左右の裏表 ■シナジー、創造と生成のあいだ ■歩く、赴く、移動する1923→2020

*以下の□3展を観る. ■東京都現代美術館,2023.12.2-2024.3.10 □豊嶋康子,発生法-天地左右の裏表 ■木片を組み合わせた画板のような作品が並んでいる。 授業の木工製作? そして、くす玉!? 混乱します。 超長算盤や反転マークシート、二色碁石をみて作者の意図が少し見えてきました。 曲がった定規や削った鉛筆をみると小学生時代の悪戯を思い出します。 なんと!作者の義務教育時代の通知書や表彰状、卒業証書、そして預金通帳、株式取引、株券などなど本物?がそのまま展示されている。 これは衝撃ですね。 誰もが同じ書類を同じ量だけ家に保管してあるからです。 他人の小中学時代の通知書や学級委員証書を見ながら、久しぶりに自分の過去を振り返ってしまった。 変わった体験でした。 *美術館、 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/toyoshima_yasuko/ □シナジー,創造と生成のあいだ-MOT・ANNUAL2023 ■作家:荒井美波,後藤映則,(euglena)他 ■<生成>とはコンピュータやプログラムそして人工知能を利用して半自動で作品を創造する意味らしい。 半自動の残りは作家の創造ですか。 先ずは後藤映則の光と素材で人や物の動きを立体映像にする作品が面白い。 暗くて仕掛けが分からないのが残念。 UnexistenceGallery(原田郁ほか)の壁絵はリアルでないリアルさがある。 このグループの作品をもっと観たくなった。 花形槙のカメラを足につけてヘッドディスプレイをして歩き回る実験は楽しい。 目の位置が変わるだけで身体感覚がこんなにも違ってしまう不思議さを再認識させてくれる。 最後に日テレイマジナリウム2023でメタバースを体験した。 ゴーグルを付けた世界は目新しいがリアルには程遠い。 メタバースの日常化はもう少し先でしょう。 *美術館、 https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/mot-annual-2023/ □歩く・赴く・移動する1923→2020MOT・Collection ,横尾忠則-水のように,生誕100年サム・フランシス ■作家:鹿子木孟郎,尾藤豊,麻生知子ほか ■関東大震災後の隅田川両岸を歩く。 戦後風景が残る20世紀半ばの清澄白河を歩く。 途中サム・フ