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6月, 2010の投稿を表示しています

■世界報道写真展2010

■東京都写真美術館 ■喉チンコが身震いするわァアー↓↓ ジンバブエの人々って象を食べるのが速いわネェ!? あっという間に象が骨だけになっちゃうの!? でも写真では我先へと走って食べに来るわけでも無いし、ガッツイた顔もしてないの!?そこが不気味なのよォオー!?ジンバブエってわからないわァア↑↑ イスラムの石打ちの刑ってスゴイワアー!?地面からでている生埋めの受刑者に向かって皆で石をなげるのよォオ!?そして石を投げ終わったあとまっ赤赤になった受刑者を土から出してオエオエホー!?イスラムってわからないわァアー↑↑ イラク戦争で脳の40%を失った米軍兵士の写真もゥオゥオー!?既に米兵死亡は4千人以上だし、精神障害兵士ばっかりなのよオオ!?オバマってわからないわァアー↑↑ ガザ地区の瓦礫の中に子供の首が転がってるのは仰天だわァアー!?白リン弾の威力って怖いわァアー!?話題のシュロモ・サンドの本では「ユダヤ」は民族とは無関係だがシオニストはそれを「民族」にすり替えたと言ってるし・・・、イスラエルってわからないわァアー↑↑ 血肉飛び散る写真なんて見たくないけど無意識に激視してしまうのよォォオー、あたしってマゾねェエー↑↑

■古屋誠一メモワール、愛の復讐、共に離れて

■東京都写真美術館,2010.5.15-7.19 ■家族の肖像の背後にある20世紀ヨーロッパを思い出させてくれた。 亡きドイツ人妻の写真に日本の戒名を張り付けた作品がまず目に入る。 そして数十枚の妻や子供の写真がそれに続く。 絵画なら1枚で済むものを写真だとこうも必要なのか。 そして作者の意思とは無関係に観る者は作品を勝手に深読みしていく。 東ベルリン1985年の風景は静寂そのものだ。 ソビエト崩壊が来るまで1945年のままで止まっている。 写ってはいない戦争の残匂が感じ取れる。 古屋はシベリア経由でヨーロッパに行ったとパンフレットに書いている。 日本人がヨーロッパへ行く経路はとても重要だ、と言ってるように思える。 飛行機で表玄関のパリや裏玄関のモスクワしか数択できない者には羨ましい限りだが。 *館サイト、 http://syabi.com/contents/exhibition/index-18.html

■ノーマン・ロックウェル-オールディーズ、その愛しき素顔たち-

■府中美術館,2010.5.19-7.11 ■アメリカは映画でしか知らないの。 「シェーン」はロックウェルの作品に描かれている人たちの祖先に見える。 そして時代は下り「俺たちに明日はない」、「怒りの葡萄」、「イージーライダー」。 この映画の主人公を撃つ側がロックウェルの描いた人々なの。 でも「少女が子牛を買う」(1948年)の動物との語らい、「チケット売場」(1937年)に描かれているオリエント旅行や航空券を見ると、自然の豊かさ資本の豊かさのアメリカに嫉妬するわね。 *館サイト、 https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/Rockwell.html

■ウィリアム・エグルストン写真展、パリ-京都

■原美術館 ■なに?コレー? ただ色や形がきれいだからといって、目に入った風景をパカパカシャッター押してるだけじゃない!! そして写真の横に添えられたミミズが這っているような絵は何なの!?コレエー? 被写体の人物は異常な要求を突き付けられているようでモドカシイーという感じネエー 京都の写真も最悪だわー トイレの窓・病院の掲示板・玄関の犬の置物・制服の女子高校生・・・、呆れ過ぎてオナラも出ない。 失意とどん底の状態でむし暑い御殿山を駆け降り大崎駅でハイチドライカレーを食べたらハイチに行った気分になってしまい、ハイチコーヒーを飲むとなんとブードゥー教の儀礼音楽を口ずさんでしまったのー→→ そしてエグルストンなどすっかり忘れゾンビの格好をしながらなんでアタシはこうも真面目なんだと思って上野へ戻ったワァー・・・

■オルセー美術館展2010、ポスト印象派

■国立新美術館,2010.5.26-8.16 ■ポスト印象派って、やっぱ前期印象派と比べて最初に脳味噌で見てしまうわァアー↑↑  そして最後に肉体にフイードバックするのよォオー↑↑ あたしの豊饒な肉体の出番が少ないわァアー↑↑ でもそのほうが知的だわァアー↑↑ 本場オルセーからみてゴーギャンが劣るわねェエー↑↑ ゴッホはまあまあ、セザンヌは本場以上よォオー↑↑  ドニが多過ぎたわァアー↑↑ ボナールは全て二流品ねェエー↑↑  4章のロートレックと9章のルソーは付け足しに見えたわァアー↑↑ でも分かり易い10章でしたわよォオー↑↑  そして全体を見ればオルセーを超えてるわァアー↑↑  絵ハガキは1枚、セザンヌの篭のある静物を買いましたわァアー↑↑  久しぶりに満マン足ゾクしましたわァアー↑↑ *館サイト、 https://www.nact.jp/exhibition_special/2010/orsay/

■第33回コレクション展-ジオメトリック・イメージズ-  ■いのくまさん

■東京オペラシティアートギャラリー ■同館の常設展にあたるコレクション展を先日見てきた。 その中で野田裕示の幾枚かの作品に痛く感動してしまった。 知らなかった画家だが絵の不思議さを考えさせられる。 作品を見ていると形・色・塗などが物質的・触覚的そして有機的にまとまりそれが存在の謎に迫って、あのセザンヌを見た時と同じ感覚がおしよせてくるのだ。 画家奥山民枝を知ったのも去年10月のコレクション展だった。 いつも、知らないそしてすばらしい画家を教えてくれる貴重な展示会である。 ■いのくまさん ■「絵を描くには勇気がいる」とは勇気がいる言葉だ。 上信越・東北・北海道出身の年配者が上野駅の壁画をチラッと見て「上野駅」が瞬時に意識にのぼればよいのだ。 三越の包装紙をチラッと見て「三越」が少しだけ頭を横切ればいいのだ。 いのくまさんの絵はチラッと見てよくわからないがなにか志向性のある意識が立ちあがればそれでいいのだ。