■坂本一成・住宅めぐり

■八王子夢美術館,2013.5.17-6.30
住宅建築は興味が尽きないわね。 衣食住の一つだから。 坂本は「建築を自由にする」と言っているの。 この例として「・・nLDKを使わない。 代わりに関係性を繋げられる主室・間室・外室を使う・・」。 なるほど。
でも言葉の違いだけでよくわからないわ。 ただ解放的になることは確かね。 土地の狭い日本での一戸建てはこの解放が曲者かもね。 むしろ思想を外に集中する集合住宅のほうが安心して住めそう。
ところでキャプションの文章がまた曲者なの。 多分学生に書かせたのね。 「・・用途の分節に対応しながら各層の平面形状の違いや外部空間との関係から、場所ごとの異なる質の空間を都市へと連続させ開放させる・・」。
文章の意味はわかるけど。 写真や図面の建築物を前にすると混乱するわ。 コトバとモノが一致した建物は心休まるけど、自由な建築は休ませてくれないようね。