■印象派を超えて、点描の画家たち

国立新美術館,2013.10.4-12.23
スーラの技法が欧州の画家たちに伝わっていく様子がハッキリみえる展示会だわ。 スーラは感情表現追求途中で逝ってしまったけど、シニャックはこの追求を引き継がなかったのね。
ドランとヴラマンクの2枚をみただけでシニャックの幅のある点描がフォーヴィズム誕生に手を貸したのがわかるの。 そしてゴッホがスーラに従わない理由も面白いわね。
戻るけど、感情表現追求は象徴主義画家は成功したのかしら? 結果として分割主義は合わなかったのよ。 しかも終章は驚きの結末ね。 モンドリアンとは!!
プリッカーの「花嫁」で初めて線の問題が浮上してきたの。 スーラは感情表現を線で逃げようとしたのかしら? 面はわかるけど線はみえないわ。 つまり延長上にモンドリアンのいる理由がわからない。 ヤン・トーロップとの付き合いだけじゃないの?
そして「点描キャンディ」にはマイッタ! 抹茶・黒糖・ミルク・レモン・苺等で補色にして瓶に入れショップで売っているの。 商魂たくましいわね。