■LOVE展

■森美術館、2013.4.26-9.1
これは面白い! <愛>について一癖ある作品群で構成されているからよ。 でも量と質があって消化不良になりそうね。 70名ものアーティストが出展しているから。
たとえば荒木経惟「センチメンタルな旅」はいろいろな美術館で観てきたけど、妻の裸体写真だけはいつも外して展示されているの。 でも今回はこれも入っていて充実感がある。 このように些細だけど決定的作品に漏れの無いことが展示を面白くしているようね。
会田誠展の性暴力抗議では多くの議論があったけど、結果として森美術館は信頼できるのではないかという気がしたの。 美術館は何か隠しているのではないか? 観客が作品の出展経緯を疑うようになれば最悪だもんね。