■アンドレアス・グルスキー展

■国立新美術館、2013.7.3-9.16
以前「サン・パウロ・セー駅」をみて凄い建物だと感激したことを思い出しました。 でも加工をしていたとは・・、この展覧会で知りました。 彼の作品は不要なモノを削除し必要な対象物を繰り返し並べています。
この繰り返しのリズムが宇宙的広さと静寂を招きます。 なにかこの世界に自分一人しかいない感覚に襲われます。 しかしどうも古臭い感じもします。 古き良きユッタリ感もあるということです。 20世紀の空気が漂っているのです。
過去にみたのは先の駅以外に数枚ありました。 でも名前を真面目に確認したのはこの展示会が初めてです。 写真史の授業に出席したような観後感がありました。