■カリフォルニアデザイン1930-1965

国立新美術館,2013.3.20-6.3
会場は仕切りが少なくスッキリと広々としています。 <カルフォルニアらしさ>があります。 それは「軍需産業の縛り」や「ナチズムからの逃避」の終結、「復員兵に対する高等教育」と「急増する中産階級」、そして遠い東海岸、メキシコや太平洋の近さ・・。 これら時代変換と地理位置が解放感を持ち込んでいるのでしょう。
しかし多くは100円ショップで売られているようなキッチュな感じの作品ばかりです。 時代が一回りしてしまったのですね。 でも解放感は今でも失っていません。 この感覚は日本では生まれないでしょう。