■ルーベンス、これぞバロック

■Bunkamura・ザミュージアム,2013.3.9-4.21
ルーベンスは組織で活躍する人だったのね。 工房作品の質と量を維持するため彼は殺されそうにもなったらしい。 組織の厳格さが分かる。 そして政治世界への接近も射程に入れている。 絵画も含めまさに彼のすべての行動がバロック、つまりカトリックとしての反撃なの。
これがチラシにあった「バロックの神髄」の意味なのね。 彼の描いた女性や子供の肌はモッチリ感があって素敵だわ。 カルヴァン派でもまいってしまうはずよ。
昔ルノアールに出会った時、ルーベンスの生まれかわりにみえたの。 筆さばきは違うけど体型やモッチリ感が似ているからよ。 そう思わない?