■ラファエロ

国立西洋美術館,2013.3.2-6.2
ラファエロの凄さとは何か? それはフィレンツェに行った時、ウフィッツィ美術館以上にピッティ宮殿に感動することです。 宮殿のラファエロにです。 しかし今回、その感動の到来はありませんでした。 今の世界がそして今の日本が騒がしい為だとおもいます。
新聞評にはラファエロの魅力は「中庸」であるとありました。 的を得ています。 観客も中庸でなければラファエロに共鳴できないからでしょう。 今の時代はエル・グレコが似合っています*1。
*1、「エル・グレコ展」(都美,2013年)