■凪の片、須田一政  ■コスモス-写された自然の形象  ■写真新世紀

■東京都写真美術館、2013.9.28-12.1
「現実の裂け目から異空間を覗き見するような・・」とある。 その前に彼の作品からは驚きの現実を見つめることができる。 そこから異空間を覗くとなると、驚きの現実が作為的にみえてしまう。
コスモス-写された自然の形象、2013.9.21-11.17
29,000点の作品から抽出し、木・火・土・金・水の章に分解・結合している展示構成のようだ。 しかし各章は分節化の意味を成していない。 多くの写真家多くの作品が並ぶ会場はコスモスよりカオスである。 自然は強い。
写真新世紀、2013.10.26-11.17
新人写真家の発掘育成支援を目的とした展示会である。 キャノンもニコンも株が下がっている。 カメラが売れないからである。 カメラ技術にも無関心になってしまった。 もはやプロもアマもいない時代が来たのである。