■ミケランジェロ-天才の軌跡-  ■ル・コルビュジエと20世紀美術  ■国宝興福寺仏頭展

国立西洋美術館
■ミケランジェロ-天才の軌跡-2013.9.7-11.17
「システィーナ4K」の礼拝堂天井画を観て感動の涙が止まらなかった。 「人間の肉体こそが神の最高の創造物」。 これがミケランジェロのすべてよ。 だから「最後の審判」の後から描いた腰布がどれだけ惨めかあらためて落胆したの。 「真実を語るものは裸体」。 ミケランジェロォォォオオオ・・
■ル・コルビュジエと20世紀美術,2013.8.6-11.4
■コルビュジエがこんなにも沢山の絵を描いていたとは!知らなかった。 キュビスム系画家としてはイマイチだけど時代の流れを正確に走っているのは凄い。 でも建築と絵画の関連性はわからなかったわ。 建築を前提として観に行ったのがいけなかったのかもね。
■東京芸術大学美術館
国宝興福寺仏頭展,2013.9.3-11.24
西洋美術館のついでに寄ったけどこれは儲け物よ。 唯識学派法相宗の本山が興福寺だったことを会場で知ったの。 「この世に存在するものは己の心が外に現れたものにすぎない・・」。  この唯識論は現代脳科学でも通用するとおもわない?
この考えが二千年前に何故にできたのか? それは人間が持っている直感だとおもう。 生まれながらにして「世界が何であるか知っている」のが人間なの。 あとから経典などが作られたのよ、多分ね。
そして板彫十二神将像、銅造仏頭と木造十二神立像。 立像は頭に干支の動物を乗せているから笑っちゃった。 なかでも毘羯羅 (子)、招杜羅(丑) 、真達羅(寅)立像の表情は素晴らしい。 見応えのある面白い展示で奈良へ行きたくなってしまった。