■鈴木理策写真展-意識の流れ-

■オペラシティアートギャラリ,2015.7.18-9.23
■「海と山のあいだ」。 波を見ているとあの潮光と潮風と共に太古へ遡ることができます。 「カメラは身体の外に知覚を成立させる驚くべき装置」が納得できました。 「水鏡」。 床ヴィデオはまるで小さな池を覗き込んでいるようです。 知覚を成立させることから熟成させる装置に進化しているようにみえました。 「White」。 焦点が移動していくヴィデオ作品をみて「白い印画紙、白の雪のイメージ、その境界線は私たちの側にある」ことに再び頷いてしまいました。 ところで雪の色を出すのは難しいのですか? 「SAKURA」。 桜はいつも焦点が揺れ動きます。 花びらが小さくて沢山あるからでしょう。 「人は写されたイメージに意味を見出そうとする。 だが意味は生まれる以前の状態で見ることを示したい」。 意味を見出すのは作者の存在を意識した時が多いですね。
*チラシ、https://www.operacity.jp/ag/exh178/
■水につながる-寺田コレクション水彩画-
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh179.php
■西村有
*館サイト、https://www.operacity.jp/ag/exh180.php