■ブリューゲル「バベルの塔」展、ボイマンス美術館所蔵

■東京都美術館,2017.4.18-7.2
■じっくり見てきました。 単眼鏡は必須です。 特に右下の多くの船が並ぶ港風景は素晴らしい。 海の水も生き生きしています。 水質さえも感じ取れる。 小さな人や動物がとても立体的に描かれている。 このため俯瞰度が増します。 それと工事現場の建設機械の仕組みを知ったのも初めてです。 今回は芸大が制作した拡大複製画が役にたちました。 この複製画で確認して本物を改めてみる。 
ボイマンス美術館は行ったことがない。 初期ネーデルランド美術が専門と書いてあったが日本で言えば室町から安土桃山時代ですか。 当時のイタリア美術の違いも意識しながら全体をみてきました。 そしてヒエロニムス・ボスの模倣の多さから彼の影響度が窺えます。 2枚は嬉しいおまけですね。 
*展示会サイト、http://babel2017.jp/