■雑貨展

■2121デザインサイト,2016.2.26-6.5
■雑貨とは何か? 辞書を調べると「こまごまとした日用品」とある。 入口近くに展示してある「雑マンダラ」「雑貨と生活史年表」「終わらない自問自答」「雑貨店の雑貨」などの企画説明作品をみて混乱してしまった。 すんなり入れるのは「雑貨のルーツ」と「今和次郎」くらいである。 対象がコマゴマしているのでまとめ難いのだろう。  それにしても「松屋行商」は傑作である。
数十年前の銀座で売られていた雑貨類を集めた「銀座8丁目と雑貨」で足が止まる。 ある過去の特定の場所の雑貨をまとめてみるのは面白い。 その時代その地区の日常生活を想像できる。 チョコレートなどのパッケージも展示されていたが知っている菓子類も懐かしい。 菓子は雑貨に入らないが、特に駄菓子は雑貨と同じ生活パワーを持っていた。
100円ショップが楽しいのは雑貨が生き物だからである。 日常で生かせるか殺してしまうか!   死んだ雑貨が増えると脳味噌にカビが生えるから注意がいる。 黴が生えるとオタクに変身できる楽しさもあるが・・。