■メタボリズムの未来都市展

■森美術館,2011.9.17-12.1.15
■丹下健三一家が総動員ね。 会場はメタボで一杯。 でも今の時期に50年を振り返ることはいいことね。 まず戦後の匂いがする1960年代メタボリズムに驚かなくちゃ。 次に「気がついたら、メタボと違ってしまっていた!」現代に驚かなくちゃ。
60年代は代謝に必要なミトコンドリアが多かったからエネルギーが出せてメタボを受け入れられたのよ。 メタボが物の豊かさを追求していることに異論はないけど、物が有っても無くても人の豊かさには無関係にするのがポストメタボかもしれない。
じっくりみると丸一日かかるわ。 若かりし頃の建築家たちのビデオは面白い。 当時は血管や細胞レベルの代謝を指したようね。 だから道路と公団住宅のような個室ばかりが目立つのよ。 宮殿のような大階段は誰が歩くのかしら? 「家の外の都市の中の家」の予想はアタリね。
*館サイト、http://www.mori.art.museum/contents/metabolism/index.html