■アラヴェナ展

■TOTOギャラリー間,2011.7.27-10.1
■限られた予算で作成した集合住宅はとても広々としていて好感が持てるわ。 そして過密を避けて住居の価値を上げ財産にするという考えのアラヴェナはチリのような発展途上国では今必要な現実主義者ね。
でも学校や美術館は使い難い感じがするわ。 「何がプロジェクトのフォルムを決めるのか?」の答えが出揃っていないようね。 日常生活には強いが公共生活には馴染んでいない感じがする。 才能あるデッサン力だけで突っ走ってしまうのかもしれない。
でもチリや南アメリカの政治経済下でのアーキテクトって凄い! +行動主義者だからできることね。 ところで会場で売っていた椅子の機能を持つ1本の紐で出来ている「チェアレス」は面白い発想だわ。 地べたに座る習慣がある国では似合うかもね。
*館サイト、http://www.toto.co.jp/gallerma/ex110727/index.htm