■ヴェネツィア展

■江戸東京博物館,2011.9.23-12.11
■カナル・グランデの映像風景から始まります。 ちょっとガッカリです。 毎度の紹介レベルでは盛り上がりません。 以降も作品はノッペリした陳列でテーマもはっきりしません。 
裕福な貴族の生活や仮装、博打の作品も多いのですからもっと対象を吟味・絞込みをすれば面白くなるはずです。
終章の絵画は少ない数でしたが満足しました。 「二人の貴婦人」が「ラグーナでの狩猟」の下半分だったとは驚きです。 ベリッーニの「聖母子」は清潔感があるし、官能的なヴィーナスやキューピットなどは楽しめました。 ともかく学校授業の延長のようで江戸東京博物館の性格がモロにでていた展示会でした。
*館サイト、http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/past/2011/