■帝のまなざし

■富士フィルムフォトサロン、2011.9.9-21
http://fujifilmsquare.jp/detail/11090901.html
■京都御所の内部を撮影した展示会です。 たまたま寄ったら撮影者三好和義氏のギャラリートークの日でした。 今流行りのデジタルカメラで撮ったそうです。 交換レンズの種類は多種多様でさすがプロですね。
作品では襖の花鳥風月絵が鮮やかで目が釘付けになります。 デジタルカメラに合うプリント紙を使っているとのことです。 会場に、近々に発売される当写真集が置いてありましたがこの展示作品の方が素晴らしく比べものになりません。
天皇の行事の解説や、しかもライトを使用できない、カメラを近づけることができないなど撮影条件が厳しかった話もあり、一つ一つの対象物がより現実的に見えてきます。
写真展はよく行きますが、当撮影者の解説があるとこんなにも作品が違って見えるとは驚きでした。 やはり写真は機器やフィルム、現場の状況がわからないと面白さが半減しますね。