■戦場カメラマン渡部陽一&紙の魔術師太田隆司展

■森アーツセンターギャラリー,2011.3.12-4.3
■「絆の情景」がテーマです。 太田の作品は色紙を切り貼りして日常よく見る、たとえば恋人や家族のいる、結婚式や葬式の風景を作りだします。 車が好きらしく有名なスポーツカーが必ずみえます。
渡部の戦場の子供たちはとても明るい笑顔を振り撒いています。 イラクやアフガニスタンでこのような笑顔の写真は驚異です。
両作品を前にするととても楽観的な人間関係しかみえません。 二人は趣味と職業がピタリと一致したのではないでしょうか。 これほど人生で幸福な結合はありません。 この結合が楽観的な作品を作り出しているのです。