■ホンマタカシ、ニュー・ドキュメンタリー

■東京オペラシティアートギャラリー,2011.4.9-6.26
■携帯も入れてカメラを数台持ち、PCの中は写真データで一杯の現代人ばかりだ。 作品は我がアルバムから引き抜いてきたような写真が多い。 今の素人写真家は最初から「ニュー・ドキュメンンタリー」なのでは? むろん意識などしていないが。
解説の「写真の横に文章を貼りつければ見方が大きく作用する・・」、「写真が伝える現実がいかに曖昧か・・」は当たり前だと答えるしかないだろう。 S・ソンダグの「写真とは何よりも一つの見方であり、見ることそれ自体ではないのだ・・」も一つの見方におもへる。
会場は写真専攻の学生らしき観客で賑わっている。 「美術手帖」が特集も組んでいる。 もちろん買わなかったが・・。 ホンマの写真はホンマに良いが、この流行りの凄さとは何か?誰か教えてくれ。 えっ!「美術手帖」に答が出てるって? じゃあ買うか・・