■フレンチ・ウィンドウ展

■森美術館,2011.3.18-7.3
■デュシャンからの窓がキーワードよ。 フランスの窓って夢があるわ。 でも現代美術の最前線の割にはなにか古臭い! いい意味でオットリしてるのね。 日本の現代美術のピリピリ感とは違うわ。 この感じは東京が一極集中から来ているためなの? それともパリがグローバル化してるから?
ところでヴェイヤン*1は2作品を出品。 「四輪馬車」はヒルズの正面玄関に屋外展示。 大きな折り紙で作ったよう。 躍動感が有って何故か歴史や物語を感じさせるところがとてもいいわ。 ・・黒色はちょっとねぇ。コレクターのアパルトマンの実物大の部屋も展示されているの。 応接室、寝室、お風呂場にはコレクションが一杯。 でも人の温かさが感じられなくて住みたいとはおもわない。 どういうわけか台所がないの。 親しみさが無い原因はこれかも。
ところで場内にある解説文は難解だけど分かり易くてとても想像力のある文章なの。 これで作品を観る目が大きく変わってしまうみたい。 だから自身の感想を頭の中で一度まとめてから解説を読むようにしたけど・・。 でき過ぎも良し悪しね。
*1、「グザヴィエ・ヴェイヤン展」(ルイ・ヴィトン東京,2011年)
*館サイト、https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/french_window/