■蘇生するものたち、今道子  ■ニューボーンフォト「母になる記憶」「#胎内記憶」

■富士フイルムスクエア,2019.9-
□蘇生するものたち,今道子
■フジフイルムスクエアは時々寄るのだが今回は面白い展示をやっていた。 一つは今道子の「蘇生するものたち」。 生の魚?を編んで衣装や帽子、靴等に組み合わせて作品にしている。 生魚を着るのだ! 気持ち悪さは頂けない。 鮨に使う「こはだ」で編んだブラジャー・・! 光っている! 蛸の足や鰯の頭を使った作品もある。 いや、これは鮨文化を生んだ国だけに出来る。 しかも鮨なみの芸術性がある。 <蘇生>とはこの生の光を指しているのだろう。 赤ジャケットは表面がアメリカザリガニで一杯だ。 しかし今日は魚を食べる気がしなくなった。
*館サイト、http://fujifilmsquare.jp/detail/19090104.html
□ニューボーンフォト「母になる記憶」(藤田努.麻希)「#胎内記憶」(飯田聡子)
■これも面白い展示だった。 「ニューボーンフォト」、初めて聞く写真だ。 生まれたての赤ん坊を撮ることを言う。 赤ん坊は母親胎内の環境を覚えている。 そして38億年前からの生物の記憶も覚えている(と思う)。 些細な動作、姿勢、表情等々に生物の時空の広がりがみえる。 母親からみたら毎度のことかもしれないが。
*館サイト、http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/minigallery/19091303.html
以下の展示会も序でにみる。
■河本禎写真展「愛し「大台ケ原」」
*館サイト、http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s1/19091301.html
■井上冬彦写真展「MAISHA-サバンナ光と闇の物語-」
*館サイト、http://fujifilmsquare.jp/photosalon/tokyo/s2/19091302.html