■トルコ至宝展、チューリップの宮殿トプカプの美

■国立新美術館,2019.3.20-5.20
■どうしてチューリップなのか分かった! トルコ語ラーレの文字を入れ替えるとイスラム教のアッラーや帝国の象徴である三日月に意味が似ているから。 ほんとかしら? この説明が幾度も登場するから確かなようね。 植物なら偶像崇拝にならないし・・。
全体を眺めると日本の文化と同じ特徴を持っているのが分かる。 イスラーム書法の書体の拘りが日本の書道に似ていると思わない? それに書画もある。 スルス書体、ナスフ書体とチューリップを組み合わせるの。 でも宗教的文章だから心の内はよく分からない。 それと陶磁器もね。 チューリップ用なの。 やはり中国の影響があるわね。 日本に無いものは? それはタイル。 日本にはタイル用粘土がなかった? それより湿気の多さとタイルは合わないとおもう。 気に入ったのは日陰テント。 本物は風格がある。 テントがあればあらゆる儀式ができる。 素晴らしいシステムだわ。 外国人が日本文化に接した時の感覚をトルコ文化で得られたのは貴重だった。 
会場は女性客が9割で独特な雰囲気が漂う。 副題をみて来たのかしら? ところでスルタンは一人で食事を取るの。 ハーレム内の嫉妬などを避けるためよ。 帝国が長続きした理由かもネ。
*トルコ文化年2019展示会
*館サイト、http://www.nact.jp/exhibition_special/2019/turkey2019/