■ポール・スミス展

■上野の森美術館,2016.7.27-8.23
■鞄はポール・スミスを使っている。 シンプルで軽くて使い易いし値段も手頃だからである。 衣装はこれに洗練された遊び感覚があることを付け加えたい。 配色は天性だろう。 形は好みが分かれる。 少し硬い感じもする。 このため日本の顧客層は二十歳前後から30代にみえる。
会場はとても賑やかだ。 色彩ある物で一杯である。 そこからアイデアが生まれるらしい。 アートウォールと同じで混沌を上手くまとめている。
彼を見ているといつも遊び心を絶やさずリラックスを心掛けている。 自分の感性を商品として形作ってきた自信の裏付けからだろう。 店舗やデパートを散策しているとポール・スミスのエリアにはこの雰囲気が漂っている。 総合デザイナーとして作品すべてに「好きこそ物の上手なれ」が感じられる。
*館サイト、http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=165
■デザイナーのレシピ
■出演:ポール・スミス,松田翔太
■「ポール・スミス展」日本開催記念として作られた1時間の映像作品である。 合わせて観ると展示会がより面白くなる。 8月23日迄配信中。