■ポンピドゥー・センター傑作展

■展示デザイン:田根剛
■東京都美術館,2016.6.11-9.22
■1906年から1977年までの72年の期間を、1年1作家1作品にして71作品が展示されています。 1945年は抜けている・・。
20世紀のパリの喧騒が感じ取れます。 また戦争とそれに抗う姿がはっきりと見えます。 71作品で知っている画家は30名しかいない。 40名は初めての出会いでしょう。 ポンビドゥー・センタからみて20世紀を表現できるのはこの作家であるという決意も現れている。 新鮮ですが鈍った頭をガツンとされた感じもしました。 72年間がどういう時代だったのかを、知っている30人だけではなく未知の40人を加えて改めて教えてくれたからです。
会場構成は面白い。 階段を横に倒して1枚ずつ展示してあるかのようです。 このギザギザ構成が通路を挟んで対象に設置されている。 前後の作品が見えないので1枚に集中できます。 方向性がはっきりしているので移動も楽でした。
*館サイト、https://www.tobikan.jp/exhibition/h28_pompidou.html