■ヨーロピアン・モード、特集イヴ・サン=ローラン

■文化学園服飾博物館,2016.3.8-5.17
■18世紀初頭のロココ・スタイルから1970年頃までを13分割して代表的衣装の展示と簡単な解説だけからなるシンプルな構成です。 1階には同じような展示構成でイヴ・サン=ローランを21作品で特集しています。 どちらも常設展の延長で学生の教育用も兼ねているのでしょう。
1800年代は20年単位に1900年代は10年単位の分け方が時代を上手く捉えている。 ファッションは足が速いので時代をどのように分割するのかはとても大事ですね。 そしてサン=ローランのイヴニングドレスはいつ見ても最高です*1。 先日の「ファッション史の愉しみ」*2を要約したような展示でとても分かり易かった。
*1&2、「PARISオートクチュール」(2016年)
*館サイト、http://museum.bunka.ac.jp/exhibition/