■落合多武展

■ワタリウム美術館,2010.5.22-8.8
■猫の写真は猫派としては物足りないし、シュレーディンガの猫は作品が無いし、両端が混ざり合う感覚からは逃れたいし、アトランテイックシティの海の波や南北極点の絵の解説はつまらないし・・、
しかし建物のドローイングはビビッと来るものがあった。 だが言葉や物語の膨らまし過ぎだ。観る者は作者と作品の関係に疲れてしまう。
ところでスパイは任務に失敗してもそれを明かさないのがスパイのはずだが? シュレメチボ空港のKGBが精鋭だったのは意見が一致したようだ。 えっ?一致してない? そりゃ膨らまし過ぎだよ。
*館サイト、http://www.watarium.co.jp/exhibition/1005tamu/index.html