■台北國立故宮博物院

■東京国立博物館、2014.5.17-7.31
■「白菜」だけは本館展示のようね。 でも100分待ち。 短気だから10分でも待てない! 平成館だけにしよ。 えっ?、「肉形石」は九州のみ!? ・・豚肉や白菜の無い中華料理なんて! しょうがないわね。
北宋徽宗も清乾隆帝も民族統一に文化財の必要性を感じていたということね。 作品をみると神秘性が無い。 欧州なら一神教でまとめるから容易なのかもしれない。 仏教系も少ない。 だから皇帝の苦労が滲み出ているの。 これで技巧に走るのよ。
でも神秘性の無い儒教圏のお陰で芸術が日常生活と直接に繋がるから楽しいのね。 豚肉や白菜もそう。 磁器類は食器として使うし、書はコミュニケーションの道具よ。 乾隆帝お気に入りの紫檀多宝格も日本で探せば二・三個は出てきそうな代物じゃない。
NHKスペシャル「故宮」を見て行ったから20世紀の歴史も考えてしまったわ。 「國立」を付けたのも必死なのがわかる。