■ベッティナ・ランス写真展

■東京都写真美術館,2011.3.26-5.15
■赤の口紅やマニュキアそして絨毯、青のカーテン・・、会場に入ったらリンチのブルーベルベットだわ。 でもすぐに別の世界へ、それはフェリーニやアントニオーニの女優の目ね。 寺島しのぶの表情も女優そのものよ。
カメラの前で彼女らは俳優としての職業を無意識に出しているせいか、観る者はここに結び付けてしまうの。 でも少しずつランスがみえてくるわ。 それは女性同士からくる心を許した感情が微かだけど作品に表れてくるところよ。 ここがランスの一番の価値ね。
*館サイト、https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-1306.html