■包む、日本の伝統パッケージ展

■目黒区美術館、2011.2.10-4.3
http://mmat.jp/exhibition/media/tsutsumu_flyer_web20110201.pdf
■「勹」は人が身体を曲げている、「己」は腹の中に胎児をみごもりかかえているようす。 この二つが合わさって「包」になる。

自然を敵としなかった→語りあうことができた→作り人と作られ物が近い→木、竹、笹、土、藁、紙→包む→日本人の美意識とこころ

・・で誘導している。 しかし作品は商品の強さが前面に出ているためか人気の無い地方物産展会場にいる気分である。 対象のパッケージは四季あるモンスーン気候から生まれたのがわかる。 とくに笹や藁の利用は近頃みられないのでとても新鮮だ。
このコレクションは世界を巡回したらしい。 その時の各国の反応などが展示してあれば、この美意識やこころが日本人特有かどうかも判断できたろう。 そして物産展会場に潤いがもたらされるようにもう少し企画を練る必要があったのでは。