■19世紀パリ時間旅行、失われた街を求めて

■練馬区立美術館,2017.4.16-6.4
■ローマ時代から20世紀までパリ風景の石版画や銅版画で会場の壁は一杯! 詰め込み過ぎの感がある。 作品が小さくてキャプション文字数が多い為かしら?
WEB掲載の鹿島茂と学芸員の話は面白い。 失われた街角への関心は時間旅行に、残っている街角との比較は空間旅行になるようね。 この企画は「アルフレッド・シスレー展」(2015年)の延長線上にあるらしい。
旅行好きでパリを遊歩した人なら空間旅行ができて楽しいかも。 1章「パリ、時代時代」の建物風景石版画群は時間の許す限り眺めていてもいい。 でもポテモンのパリ大改造のエッチングは入り難いわね。 生活場面は3章のオノレ・ドーミエのリトグラフが最高。 うーん、パリへまた行きたくなってきた!
*館サイト、https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=201702111486797027