■醍醐寺-御法に守られし-

■松涛美術館,2014.10.7-11.24
■2階入口のビデオ「文化財調査」「五大力さん」をみてから地下1階会場に入る。 館へ行ってから知ったのだが、「過去現在絵因果経」は後半部しか展示されていなかった。 全場面を見られなくて残念! わかり易い絵で漢文が読めなくても誰もが理解できる絵巻だ。 国宝重文級の仏画も周囲に陳列されていて副題にあるような空間が現前している。 空海筆「大日経開題」は上手いとは言えない。 抄物からいって空海多忙の時に書いたのだろう。
2階は桃山・江戸時代の作品が並ぶ。 俵屋宗達「舞楽図屏風」は面白い。 宙に浮いて踊っている感じである。 足利尊氏の自筆物や信長・秀吉・家康の書状等もじっくりみる。
醍醐寺は昔のことだが二度行っている。 確か地下鉄の終点駅から歩いたはずだ。 途中の風景や境内を歩いた時のことを思い出しながら、帰りは神泉駅へ向かった。 この館は神泉が一番近い駅である。
*館サイト、http://www.shoto-museum.jp/exhibitions/160daigotemple/