■ロイヤル・アカデミー展、ターナーからラファエル前派まで

■東京富士美術館,2014.9.17-11.24
■富士美術館は初めてである。 チラシを持っていたので割引料金にしてくれた。 気前の良い館である。
ロイヤル・アカデミーの宣伝色が濃い企画展のようだ。 「設立・名声への道」「国家的地位の確立」「名声と繁栄」「モダンの受容と妥協」「アーティスト教育」の章名をみてもそれがわかる。 しかし章名が厳めしすぎないか?
聞いたこと見たことのない作者・作品が多い。 このため18・19世紀の英国の画家が何を見つめていたのか?興味深く観ることができた。 J・カンスタブルの風景は英国風土が直に伝わってきて面白い。 他に10枚前後気に入ったのがあったが全体の印象は弱い。 常設展示室にも寄る・・。
*館サイト、http://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions.html?exhibit_id=1201409171
■常設展
■これはビックリ! なかなかのモノが揃っている。 宝を掘り当てた感じだ。 ・・。
最後の展示室6は「ロイヤルアカデミーの作家たち」で企画展と連携しているのも心配りが良い。 レノルズ、サージェント、ターナー等が並ぶ。 E・W・ウェイトの「雛菊の野の子供たち」が気に入る。 常設展も含めれば八王子迄来た甲斐は十分にあった。
*館サイト、http://www.fujibi.or.jp/our-collection/exhibited-collected-works/exhibited-works-collection-list.html?exhibit_id=8201409051
■創価大学
■美術館に来たついでに見学する。 どちらも創価学会系のため隣接しているのだろう。 キャンパス内を一周したが広大である。 都内の大学からみたら考えられない敷地面積である。 木々の紅葉が素晴らしい。 校舎建物は宗教的な威厳を出そうとしている為かデザインが変わっている。 好みではないが。 途中、学生食堂で食事をする。 大学見学ではなるべく食堂に寄ることにしている。 正門前からバスで八王子駅に出て帰途に就く。