■シャヴァンヌ展-水辺のアルカディア-

■Bunkamura・ザミュージアム,2014.1.2-3.9
壁画はどう描けばよいのか?の質問に即答えられないわ。 でもこの展示会で答えが少しだけど見えたのに満足。 人体は陰影が少なく単純な仕種のみ、そして目鼻口が明確でない非感情的な顔立ち。 何故これがある種の感動を呼び起こすのか?
そして理念を表現できるのか? ツヤの無い油絵で描いた彫刻のような人物像は人間の存在や歴史のエッセンスだけが残り抽象性のある感動に結びついたということかしら?
ところで習作の前に立ったとき青の時代のピカソを感じたの。 彼も若い時に出会っていたようね。 新年に相応しい展示会だったわ。