■UNDER THE BOX、BEYOND THE BOUNDS  ■絵の中の動物たち  ■大田黒衣美展

■UNDER THE BOX,BEYOND THE BOUNDS
■東京オペラシティアートギャラリ,2014.1.18-3.30
台所で模型飛行機が飛び回っている映像をみて思い出した。 既にさわひらきとは出会っていたのだ。 静寂の中を滑るように飛び回る飛行機は玩具の究極表現である。
今回は最新版の映像を観ることができた。 しかし作品は技巧的で洗練されているが、どうもツマラナイ。 なんというか、中身があるように感じられない。 「DWELLING」の心地良さが無いのだ。
「心地よい領域」は「個人の記憶」から来るものなのか? 飛行機は自身の記憶にも大きな影響を持っているので納得はできるが。 しかしツマラナイ原因は別にある。 それは古くからの実体二元論が比喩的に強調され過ぎているから、かもしれない。
絵の中の動物たち
いつもながらの寺田コレクションを観るのは楽しい。 多くの画家に出会えるからである。 企画展の付録のようなものだがギャラリーに足を運びたくなる一因になっている。
大田黒衣美展
そして犬のシッポのような、またまた楽しい付録もついてくる。