■プライベート・ユートピア、ここだけの場所

■東京ステーションギャラリ,2014.1.18-3.9
英国の雰囲気に満ち溢れていた。 時間も空間もユックリと動いている。 E・プライスの「ウールワースのクワイア」、J・デラの「アシッド・ブラス」「あなたを傷つける洋々な方法」など多くの作品に古さが漂っている。 これが英国流成熟なのか?
奢らず出しゃばらず、そしてユーモアがある。 映像の何本かはテレビ番組のようだった。 世界を知るには各国のテレビ番組を数日間見続けるのが良い。 ニュースなどは日本とは切り込み方が違うし、その国の生活を手っ取り早く知ることができる。
ブリティッシュ・カウンシル、日仏会館や仏文化センタも時々覗かないと面白いイベントを逃してしまう。 東京に住んでいる利点の一つかもしれない。 ギャラリーを出た時ロンドンに行ってきた感じがした。