■メトロポリタン美術館展

■東京都美術館,2012.10.6-13.1.4
■広地域にもかかわらず洗練されている作品が多いですね。 しかし4000年は広がり過ぎですね。 メット17の学芸部門のうち12部門も参加したからでしょう。 まっ、小粒なのはしょうがない?
入場して即、古典的風景が来るのはいつものことですがヨーロッパの深さを感じます。 この種の感慨は日本画には無いことです。 でもあとがよくありません。 自然を7章にわけて展示していますが分類がメタメタです。 メトロではなくメタロポリタンです。
展示の流れに素直さがありません。 ところで普段見ないアメリカの画家が随所に登場してくるのが新鮮でした。 ティファニー創設者の長男ルイス・コンフォート・ティファニーのステンドグラスはいいですね。
東洋は少なかったのですが、その中で杉本博司が一点。 さすがです。 会場出口に展示会記事の載っている新聞が置いてありました。 なんと、記事の解説者は彼でした。 アハ! 
*館サイト、https://www.tobikan.jp/exhibition/h24_metropolitan.html