■巨匠たちのクレパス画展

■損保ジャパン日本興亜美術館,2018.7.14-9.9
■クレパスが商品名だったの知ってた? 一般名はオイルパステル。 1925年に日本で作られたの。 徐々に品質改良がなされ現在に至っている。 当時の作品が持つ硬軟感は品質の差かもしれない。 作家115名もの作品を観るのは楽しい。 クレパスだと簡単率直に描けるからよ。 後片付けも楽だし・・。
芸大試験を油絵ではなく日本画で専攻した話が面白い。 理由は油絵は準備や後片付けが大変だから。 当時の日本画試験は水彩画だから楽なのよ。 話がズレたかしら? その画家の名もウッカリ忘れた! それと「神田川」の話もね。 「二十四色のクレパス買って・・」が商品名のためNHK紅白歌合戦に出場できなかったことを初めて知ったの。
クレパス論では小磯良平・宮本三郎・猪熊弦一郎の話が展示に深みを添えていた。 クレパスの開発や普及に務めた山本鼎・中村善策はご苦労さん。 ショップでクレパス製造工場の本も売っていたのは驚きね。 クレパスで描けば誰もが巨匠になれる! あなたも巨匠の仲間入りよ。
*館サイト、http://www.sjnk-museum.org/program/5380.html