■ショーメ、時空を超える宝飾芸術の世界

■三菱一号館美術館,2018.6.28-9.17
■創業者ニトの名が登場するが彼は金属職人のようです。 ではショーメとは後続の職人名なのか? 19世紀末の作品にジョゼフ・ショーメの名がある。 20世紀後半の作品にはショーメとしか書かれていない。 近年はデザイナーがころころ変わっているのですね。
ニトを含め初期作品には植物の繊細さが感じられます。 金細工もヒラヒラ感があっていいですね。 素材の厚みを隠している。 しかし権力者向けにみえます。 やはりナポレオンからの歴史があるからでしょう。 持つ人の格式を選ぶのかもしれない。 現在はLVMH傘下らしいがどういう位置づけなのでしょうか? 他店との比較をしたことがないので分かりません。
この美術館は部屋が小さいので今回のような小物展示が似合います。 展示方法や客誘導も混雑をしないように工夫をしていて良かった。 混んでいたのは第一室だけで以降はゆっくりと作品を堪能できました。 単眼鏡は必要でしょう。
*館サイト、https://mimt.jp/exhibition/#chaumet