■AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展

■デイレクター:中村勇吾,音楽:小山田圭吾,会場:片山正道,参加作者:大西慶景太,折笠良,梅田宏明,勅使川原一雅,UCNV,水尻自子,石川将也,辻川幸一郎
■21_21DESIGN SIGHT,2018.6.29-10.14
■小山田圭吾の新曲「AUDIO ARCHITECTURE」を9組の作家が映像表現にする展示よ。 シンプルで特徴の少ない曲に聴こえる。 このためか作者たちの悩んだ跡がみえる。 でも結局はサラッと受け止めたような作品が多い。 暑いし・・。 結果は十人十色ね、九人だけど。 先日、舞台で観た梅田宏明*1の「繊維状にある」はちょっとズレている感じがする。 気に入ったのは辻川幸一郎の「JIDO-RHYTHM」。 曲の雰囲気と顔の歪みの一体化が面白い。 音も映像も波長だからその関係式から逃げるには非連続な経験を持ち込まざるを得ない。 大西景太、梅田宏明、勅使川原一雅、石川将也は逃げずに、折笠良、UCNV,水尻自子、辻川幸一郎は逃げたとおもう。 どちらも方法として有りね。
*1、「IntensionalParticle」(梅田宏明振付,2018年)
*館サイト、http://www.2121designsight.jp/program/audio_architecture/