■俺たちの国芳わたしの国貞、江戸時代から❤スカル好き❤メール好き

■Bunkamura・ザミュージアム,2016.3.19-6.5
■国芳展は聞くが国貞展は記憶にない*1。 国芳はスペクタクルが強いから展示会向きなのだろう。 浮世絵は写真を見るように隅々まで意味を探し回ってしまう。 江戸末期の人々が何を求め何に喜んでいたのかよくわかる。
会名も含め章名が凝っていて面白い。 江戸と現代が一直線に文化で繋がっている。 今なら国芳は週刊誌、国貞はファッション誌を飾る写真かもしれない。 両者が補完し合っているので江戸を広く深く覗ける。 また国芳、国貞が混ざり合って出展されているが額縁などに工夫を凝らしているので見ていても途切れない。 ゴールデンウィークに江戸時代へ遊びに行ってきた感じだ。
*ボストン美術館所蔵
*1、「歌川国芳展、没後150年」(2011年)
*館サイト、http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/16_kuniyoshi/