■ベルリン国立美術館展

■国立西洋美術館,2012.6.13-9.17
■15世紀以降のイタリアと北方美術を比較できるようになっているようね。 副題「学べるヨーロッパ美術の400年」のとおり会場は勉強を強いられる雰囲気が一杯。 それは作者と作品が散らばっていて集中すべきところがわからないから。
絵画と彫刻は混ざり合っているし、彫刻は木、石膏、大理石、ブロンズと多彩、そしてトドメは素描。 エントロピーは増大しっぱなしね。 15世紀前後の木製の聖母とそれを囲む人々の像が多かったけど当時の北方庶民の好みがわかるわ。
ジックリみると味があるけど頭が疲れる展示会ね。 でもベルリンはいつもこうなの。 ボーデ博物館の前で疲れてしまい運河の深緑の水を眺めていた暑い夏のベルリン旅行を思い出してしまったの。