■紅型

■サントリー美術館,2012.6.13-7.22
■紅型を初めてまじまじと眺めた。 「黄色地鳳凰蝙蝠宝尽くし・・」は鮮やかな黄色が、花の蜜を吸っている蝙蝠のつぼめた口元が面白い。 柄と柄の間が離れすぎているところに南の海や空を思い出させてくれる。 それにしても蛇はみなかったな。
青系統の地は想像以上に濁っている。 色落ちしてしまったようだ。 残念。 子ども着も何点か出品されていた。 子供時代に鮮やかな色と形に囲まれていると感性が豊かになるだろう。 
しかし紅型は王族貴族階層の衣装らしい。 ビデオ「紅型の作り方」を観たが膨大なテマヒマをかけてできている。 多くの人にとっては今も昔も観賞だけのものである。